運用中に出力される各ログを確認します。
以下のNavigatorサーバの各ログには、Webクライアントからの操作であることを識別するための文字列が出力されます。
アクセスログ
問い合わせ操作情報ログ
接続情報ログ
各ログの詳細については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
また、カタログを利用している場合、以下の各ログを確認します。
カタログのアクセスログ
カタログの起動・停止ログ
カタログのアクセスログには、カタログ内の資源へのアクセス情報が出力されます。
各ログの出力先については、“2.2.2.1 ログの出力先を指定”を参照してください。各ログの出力内容の詳細については、“付録A カタログ利用時に出力されるログについて”を参照してください。
定型または半定型問い合わせ機能で出力されるログの関連付けについて
定型問い合わせ機能や、半定型問い合わせ機能を利用した運用では、問い合わせを実行すると、Navigatorサーバの各ログ(アクセスログ、問い合わせ操作情報ログ、接続情報ログ)に、「WSSV」で始まるセッションを一意に識別するための文字列が出力されます。この文字列は、カタログのアクセスログに出力されます。この文字列を元に、各ログに記録された情報を関連付けることができます。
異常時に出力されるログについて
Webクライアントの操作中にエラーが発生すると、エラーの詳細情報が以下のログに出力されます。出力内容を確認し、“Navigator Server メッセージリファレンス”を参照して対処を行ってください。
非定型問い合わせ機能が出力するログ
条件指定問い合わせ機能が出力するログ
定型問い合わせ機能が出力するログ
非定型問い合わせ機能を利用している場合に異常が発生したときは、以下のログファイルが出力されます。非定型問い合わせ機能を利用している場合に異常が発生したときは、このログファイルを確認してください。
pweb.log ※1
pweb_JNI.log ※1
条件指定問い合わせ機能を利用している場合に異常が発生したときは、以下のログファイルが出力されます。条件指定問い合わせ機能を利用している場合に異常が発生したときは、このファイルを確認してください。
navisp.log
定型問い合わせ機能を利用している場合に異常が発生したときは、以下のログファイルが出力されます。定型問い合わせを使用していて異常が発生した場合は、このログファイルを確認してください。
navica.log
なお、以下のログファイルはGlassFish Serverクラスターの起動時にファイルが作成され、ログ開始メッセージが出力されます。ログファイルの監視を行っている場合は、開始メッセージを対象外とするなどの運用対処を必要に応じて行ってください。
pweb.log ※1
navica.log
navisp.log
※1:pureweb.LogFilePrefix=pwebと指定した場合のファイル名です。
出力形式
年月日(yyyy-MM-dd形式) 時間(HH:mm:ss.SSS形式) ログレベル [スレッド名] Start ファイル名 |
出力例
2021-10-08 19:16:03.582 INFO [RunLevelControllerThread-1633688152248] Start pweb.log |
各ログの出力先については、“2.2.2.1 ログの出力先を指定”を参照してください。