「purewebconfig.properties」ファイルに行う環境設定について説明します。
Webコンポーネントでは、以下のログが出力されます。ここでは、ログの出力先を指定します。
Webクライアントの操作中にエラーが発生したとき、エラーを示す情報が以下のログに出力されます。
非定型問い合わせ機能が出力するログ
条件指定問い合わせ機能が出力するログ
定型問い合わせ機能が出力するログ
非定型問い合わせ機能の内部ログ
カタログを利用する場合、以下のログが出力されます。
カタログのアクセスログ
カタログの起動・停止ログ
カタログの内部ログ
注意
非定型問い合わせ機能、条件指定問い合わせ機能、定型問い合わせ機能が出力するログの文字コードはUTF-8です。
非定型問い合わせ機能の内部ログの文字コードはSJISです。
カタログのアクセスログ、カタログの起動・停止ログ、カタログの内部ログの文字コードは、WindowsおよびSoalrisではSJIS、LinuxではUTF-8です。
カタログのアクセスログは出力するための設定が別途必要です。
カタログの上記の各ログは、[本パラメタで指定するディレクトリ]\log\eventまたは、[本パラメタで指定するディレクトリ]/log/event/配下に出力されます。
カタログのアクセスログ、カタログの起動・停止ログの詳細は、“付録A カタログ利用時に出力されるログについて”を参照してください。
ディレクトリを作成する
ログ用のディレクトリを作成してください。
作成したディレクトリは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定してください。
ログ用のディレクトリを作成してください。
作成したディレクトリは、所有者とグループをGlassFish Serverクラスターの起動ユーザに変更して、所有者のみアクセスできるように設定してください。
pureweb.LogDirにログディレクトリを指定
ログの出力先を指定方法は、以下のとおりです。
「pureweb.LogDir=」の部分に、作成したログ用のディレクトリのパス名を絶対パスで指定します。
存在するディレクトリを指定してください。
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
pureweb.LogDir=[ログファイルの出力先] |
設定例
D:\NAVIWC_logにログを出力する場合(パスの区切り文字には、「/」を使用します。)
pureweb.LogDir=D:/NAVIWC_log |
注意
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
ログファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このフォルダは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定を行って他のユーザがフォルダ内にアクセスできないようにしてください。
/System01/NAVIWC_logにログを出力する場合
pureweb.LogDir=/System01/NAVIWC_log |
注意
ログファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このディレクトリは、所有者、グループをGlassFish Serverクラスターの起動ユーザに変更して、他のユーザがディレクトリ内にアクセスできないようにしてください。
「navigator_host=」の部分にWebコンポーネントが接続するNavigatorサーバ名を指定します。
navigator_host=[接続するNavigatorサーバを指定] |
設定例
接続するNavigatorサーバ名がNaviHostの場合
navigator_host=NaviHost |
注意
指定できる文字列はASCII文字で最大1024文字までです。
問い合わせ結果を得るために、一時的に作成されるファイル(一時ファイル)の格納場所を指定します。
一時ファイルを格納するディスク容量の見積りに従って、十分な領域がある格納場所を設定してください。
「pw_temp_dir=」の部分に、一時ファイルの格納場所を絶対パスで指定します。存在するディレクトリを指定してください。
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
pw_temp_dir=[一時ファイルの格納場所] |
設定例
D:\webc_workに一時ファイルを格納する場合(パスの区切り文字には、「/」を使用します。)
pw_temp_dir=D:/webc_work |
注意
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
一時ファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このフォルダは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定を行って他のユーザがフォルダ内にアクセスできないようにしてください。
/System01/webc_workに一時ファイルを格納する場合
pw_temp_dir=/System01/webc_work |
注意
一時ファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このディレクトリは、所有者、グループをGlassFish Serverクラスターの起動ユーザに変更して、他のユーザがディレクトリ内にアクセスできないようにしてください。
カタログを利用するための設定です。
「catalog_interaction=」の部分に、カタログを利用するかどうかを指定します。
catalog_interaction=ON|OFF |
カタログを利用する
カタログを利用しない。
注意
本設定を「OFF」にする場合は、問い合わせファイルをクライアントマシンに保存できるようにしてください。本設定をOFFにし、問い合わせファイルをクライアントマシンに保存しない設定にすると、問い合わせのレイアウトに関する情報の保存が、カタログにもクライアントマシンにもできなくなります。問い合わせファイルをクライアントマシンに保存する設定については、“5.11 問い合わせファイルをクライアントマシンに保存する設定”を参照してください。
サンプルファイルの値は、ON(カタログを利用する)になっています。
設定例
カタログを利用しない場合
catalog_interaction=OFF |
カタログを利用する場合
catalog_interaction=ON |