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Interstage Navigator ServerV9.6.0 セットアップガイド Vol.2
FUJITSU Software

3.7.1 エイリアスの設定

3.7.1.1 UNIXの場合

Webコンポーネントを利用するためのエイリアスの設定について説明します。

Interstage Application Serverにエイリアスの設定を行う(カタログ機能を利用する場合)

以下のディレクトリをInterstage Application Server(Webサーバ)のエイリアスに設定してください。

注意

詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

設定ファイル

「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.1.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。

設定内容

設定例

Webコンポーネントの一時ファイルの格納ディレクトリが「/System01/webc_work」の場合

Alias /NaviWS_DL "/System01/webc_work/NaviWS_DL"

アクセス制限ですべて許可する場合

<Directory "/System01/webc_work/NaviWS_DL">

Require all granted

</Directory>

エイリアスに指定したディレクトリの作成

[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]にディレクトリ名「NaviWS_DL」のディレクトリを作成してください。

Excel形式を利用する場合

Webクライアントで、Excel形式(xlsx)のファイルを扱う場合に必要な設定です。WebサーバにExcel形式(xlsx)のファイルタイプを認識させるための設定を、「httpd.conf」に行います。

設定ファイル

「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.1.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。

設定内容

AddType application/vnd.openxmlformats .xlsx

一時ファイルの格納ディレクトリの権限を設定する

[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DLのグループとユーザを、通信プロセスを実行するときのグループとユーザに変更します。

Webサーバの通信プロセスを実行するときのユーザ名、グループ名と同一にするためのコマンドを実行します。

chown [Webサーバの通信プロセスを実行するときのユーザ名] [一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL
chgrp [Webサーバの通信プロセスのグループ名] [一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL

3.7.1.1.1 「httpd.conf」の格納先

「httpd.conf」の格納先は、以下のとおりです。

/etc/opt/FJSVahs/conf/httpd.conf

3.7.1.2 Windowsの場合

Webコンポーネントを利用するための設定について説明します。

Interstage Application Serverにエイリアスの設定を行う(カタログ機能を利用する場合)

以下のディレクトリをInterstage Application Server(Webサーバ)のエイリアスに設定してください。

注意

詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

設定ファイル

「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.2.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。

設定内容

設定例

Webコンポーネントの一時ファイルの格納ディレクトリが「D:/webc_work」の場合

Alias /NaviWS_DL "D:/webc_work/NaviWS_DL"

アクセス制限ですべて許可する場合

<Directory "D:/webc_work/NaviWS_DL">

Require all granted

</Directory>

エイリアスに指定したディレクトリの作成

[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]にディレクトリ名「NaviWS_DL」のディレクトリを作成してください。

一時ファイルの格納ディレクトリの権限を設定する

[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DLは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定を行って、他のユーザがフォルダ内にアクセスできないようにしてください。

Excel形式を利用する場合

Webクライアントで、Excel形式(xlsx)のファイルを扱う場合に必要な設定です。WebサーバにExcel形式(xlsx)のファイルタイプを認識させるための設定を、「httpd.conf」に行います。

設定ファイル

「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.2.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。

設定内容

AddType application/vnd.openxmlformats .xlsx

3.7.1.2.1 「httpd.conf」の格納先

「httpd.conf」の格納先は、以下のとおりです。

C:\Interstage\F3FMahs\conf\httpd.conf

上記は、Interstage Application Serverをデフォルトインストールした場合を前提としています。