Webコンポーネントを利用するためのエイリアスの設定について説明します。
Interstage Application Serverにエイリアスの設定を行う(カタログ機能を利用する場合)
以下のディレクトリをInterstage Application Server(Webサーバ)のエイリアスに設定してください。
注意
詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
設定ファイル
「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.1.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。
設定内容
エイリアス「NaviWS_DL」に指定するディレクトリ
Alias /NaviWS_DL "[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL" |
service.iniファイルの[catalog]に設定した一時ファイルの格納ディレクトリについては、“3.3.5 一時ファイルの格納場所を指定”を参照してください。
エイリアス「NaviWS_DL」に指定するディレクトリに対するアクセス制限の設定
必要に応じて、Directoryディレクティブなどによりアクセス制限を設定します。
<Directory "[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL"> [アクセス制限の設定] </Directory> |
設定例
Webコンポーネントの一時ファイルの格納ディレクトリが「/System01/webc_work」の場合
Alias /NaviWS_DL "/System01/webc_work/NaviWS_DL" |
アクセス制限ですべて許可する場合
<Directory "/System01/webc_work/NaviWS_DL"> Require all granted </Directory> |
エイリアスに指定したディレクトリの作成
[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]にディレクトリ名「NaviWS_DL」のディレクトリを作成してください。
Excel形式を利用する場合
Webクライアントで、Excel形式(xlsx)のファイルを扱う場合に必要な設定です。WebサーバにExcel形式(xlsx)のファイルタイプを認識させるための設定を、「httpd.conf」に行います。
設定ファイル
「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.1.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。
設定内容
AddType application/vnd.openxmlformats .xlsx |
一時ファイルの格納ディレクトリの権限を設定する
[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DLのグループとユーザを、通信プロセスを実行するときのグループとユーザに変更します。
Webサーバの通信プロセスを実行するときのユーザ名、グループ名と同一にするためのコマンドを実行します。
chown [Webサーバの通信プロセスを実行するときのユーザ名] [一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL |
「httpd.conf」の格納先は、以下のとおりです。
/etc/opt/FJSVahs/conf/httpd.conf |
Webコンポーネントを利用するための設定について説明します。
Interstage Application Serverにエイリアスの設定を行う(カタログ機能を利用する場合)
以下のディレクトリをInterstage Application Server(Webサーバ)のエイリアスに設定してください。
注意
詳細は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
設定ファイル
「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.2.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。
設定内容
エイリアス「NaviWS_DL」に指定するディレクトリ
Alias /NaviWS_DL "[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL" |
service.iniファイルの[catalog]に設定した一時ファイルの格納ディレクトリについては、“3.3.5 一時ファイルの格納場所を指定”を参照してください。
区切り文字を、「/」で指定してください。
エイリアス「NaviWS_DL」に指定するディレクトリに対するアクセス制限の設定
必要に応じて、Directoryディレクティブなどによりアクセス制限を設定します。
<Directory "[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DL"> [アクセス制限の設定] </Directory> |
設定例
Webコンポーネントの一時ファイルの格納ディレクトリが「D:/webc_work」の場合
Alias /NaviWS_DL "D:/webc_work/NaviWS_DL" |
アクセス制限ですべて許可する場合
<Directory "D:/webc_work/NaviWS_DL"> Require all granted </Directory> |
エイリアスに指定したディレクトリの作成
[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]にディレクトリ名「NaviWS_DL」のディレクトリを作成してください。
一時ファイルの格納ディレクトリの権限を設定する
[service.iniファイルに設定した一時ファイルの格納ディレクトリ]/NaviWS_DLは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定を行って、他のユーザがフォルダ内にアクセスできないようにしてください。
Excel形式を利用する場合
Webクライアントで、Excel形式(xlsx)のファイルを扱う場合に必要な設定です。WebサーバにExcel形式(xlsx)のファイルタイプを認識させるための設定を、「httpd.conf」に行います。
設定ファイル
「httpd.conf」ファイルに設定します。設定ファイルの格納先については、“3.7.1.2.1 「httpd.conf」の格納先”を参照してください。
設定内容
AddType application/vnd.openxmlformats .xlsx |
「httpd.conf」の格納先は、以下のとおりです。
C:\Interstage\F3FMahs\conf\httpd.conf |
上記は、Interstage Application Serverをデフォルトインストールした場合を前提としています。