データ項目一覧の絞り込み機能は、[データ項目]リストボックスに表示されるデータ項目を絞り込むことができます。この機能を使用することにより、テーブルが多数公開されている場合、データ項目を絞り込むことができ、選択したいデータ項目を見つけるのが容易になります。
データ項目を絞り込むことで、サーバから読み込まれるテーブル数が限定されるため、ネットワークの負荷を軽減できます。
データ項目一覧の絞り込みは、[データ項目一覧の絞り込み]画面で行います。
以下の設定方法を示します。
[レイアウトの指定]画面が表示される前に絞り込みを行う
[レイアウトの指定]画面が表示された後に絞り込みを行う
[レイアウトの指定]画面が表示される前に絞り込みを行う
[レイアウトの指定]画面を表示する前に、[データ項目一覧の絞り込み]画面を表示するように設定します
オプションの設定を行います
[Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューの[レイアウト]タブで、[データ項目一覧の絞り込みダイアログを表示]をチェックします。チェックをはずすと、[データ項目一覧の絞り込み]画面は表示されません。
注意
レイアウトの変更を実行して、[レイアウトの指定]画面を表示する場合は、[Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューの[レイアウト]タブで[関連する項目を表示]の設定を変更した場合にだけ、[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。
絞り込み方法と条件を指定します
[Navigator Windowsクライアント]画面の[ファイル]-[新規作成]メニューで[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。
絞り込みは、以下のどれかの方法で指定できます。
スキーマを指定して絞り込む
テーブルの注釈で絞り込む
スキーマの注釈や名前、テーブルの注釈については、あらかじめ辞書の管理者にご確認ください。
スキーマを指定して絞り込む
[スキーマを指定して絞り込む]ラジオボタンを選択し、[スキーマ一覧]の中から絞り込むテーブルのスキーマを選択します。
複数のスキーマを選択することができます。
スキーマが1つも選択されていない場合は、データ項目一覧の絞り込みは行われません。
スキーマの一覧には、辞書の管理者が公開しているスキーマの注釈、スキーマの名前、スキーマが含まれるデータソース名が、以下のように表示されます。
テーブルの注釈で絞り込む
[テーブルの注釈で絞り込む]ラジオボタンを選択し、絞り込むテーブルの注釈を検索するための文字列を、入力フィールドに指定します。
指定された文字列の検索方法は、[どこかが一致する]となり、その文字列を含む注釈が対象となります。
検索対象のテーブルの注釈は、辞書の管理者がテーブルを公開する時に設定する注釈です。
複数の文字列を指定する場合は、「,」半角のカンマで区切って指定してください。検索文字列の後方に半角の空白が付加された場合、後方の半角空白は削除されます。
また、半角空白だけで構成されている検索文字列は、無視されます。
例えば、検索文字列が「A,____,B」(_は半角空白をあらわしています)の場合、検索文字列は「A,B」とみなされます。
検索文字列が指定されていない場合、絞り込みは行われず、データ項目一覧にはすべてのデータ項目が表示されます。
以下の文字は、検索するための文字列として指定できません。
「%」(半角パーセント)
「%」(全角パーセント)
「_」(半角アンダーバー)
「_」(全角アンダーバー)
「’」(半角シングルクオート)
注意
「,」(半角カンマ)は、区切り文字として使用されるため、文字列として使用できません。
設定した絞り込み条件を保存するかを指定します
設定した絞り込み方法と条件は保存できます。保存すると、次回表示するときに[データ項目一覧の絞り込み]画面に反映されます。
保存する場合は、[設定を保存し次回も使用する]をチェックします。チェックをはずすと、保存されません。
[OK]ボタンをクリックします
→[レイアウトの指定]画面が表示されます。
データ項目一覧が、指定した絞り込み条件で絞り込まれて表示されます。
[レイアウトの指定]画面が表示された後に絞り込みを行う
[レイアウトの指定]画面が表示されている状態でも、絞り込み条件の設定を変更できます。
[レイアウトの指定]画面からは、絞り込み条件として指定するスキーマ名やテーブルの注釈を、[項目の情報]ボタンを使用して知ることができます。
[レイアウトの指定]画面の[絞り込み]ボタンをクリックします。
→[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。
絞り込み方法と条件を指定し、再度データ項目一覧を絞り込みなおすことができます。