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Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

4.2.2 データ項目一覧の絞り込み

データ項目一覧の絞り込み機能は、[データ項目]リストボックスに表示されるデータ項目を絞り込むことができます。この機能を使用することにより、テーブルが多数公開されている場合、データ項目を絞り込むことができ、選択したいデータ項目を見つけるのが容易になります。

データ項目を絞り込むことで、サーバから読み込まれるテーブル数が限定されるため、ネットワークの負荷を軽減できます。

データ項目一覧の絞り込みは、[データ項目一覧の絞り込み]画面で行います。

以下の設定方法を示します。

[レイアウトの指定]画面が表示される前に絞り込みを行う

[レイアウトの指定]画面を表示する前に、[データ項目一覧の絞り込み]画面を表示するように設定します

  1. オプションの設定を行います

    [Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューの[レイアウト]タブで、[データ項目一覧の絞り込みダイアログを表示]をチェックします。チェックをはずすと、[データ項目一覧の絞り込み]画面は表示されません。

    注意

    レイアウトの変更を実行して、[レイアウトの指定]画面を表示する場合は、[Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューの[レイアウト]タブで[関連する項目を表示]の設定を変更した場合にだけ、[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。

  2. 絞り込み方法と条件を指定します

    [Navigator Windowsクライアント]画面の[ファイル]-[新規作成]メニューで[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。

    絞り込みは、以下のどれかの方法で指定できます。

    • スキーマを指定して絞り込む

    • テーブルの注釈で絞り込む

    スキーマの注釈や名前、テーブルの注釈については、あらかじめ辞書の管理者にご確認ください。

    スキーマを指定して絞り込む

    [スキーマを指定して絞り込む]ラジオボタンを選択し、[スキーマ一覧]の中から絞り込むテーブルのスキーマを選択します。

    複数のスキーマを選択することができます。

    スキーマが1つも選択されていない場合は、データ項目一覧の絞り込みは行われません。

    スキーマの一覧には、辞書の管理者が公開しているスキーマの注釈、スキーマの名前、スキーマが含まれるデータソース名が、以下のように表示されます。

    テーブルの注釈で絞り込む

    [テーブルの注釈で絞り込む]ラジオボタンを選択し、絞り込むテーブルの注釈を検索するための文字列を、入力フィールドに指定します。

    指定された文字列の検索方法は、[どこかが一致する]となり、その文字列を含む注釈が対象となります。

    検索対象のテーブルの注釈は、辞書の管理者がテーブルを公開する時に設定する注釈です。

    複数の文字列を指定する場合は、「,」半角のカンマで区切って指定してください。検索文字列の後方に半角の空白が付加された場合、後方の半角空白は削除されます。

    また、半角空白だけで構成されている検索文字列は、無視されます。

    例えば、検索文字列が「A,____,B」(_は半角空白をあらわしています)の場合、検索文字列は「A,B」とみなされます。

    検索文字列が指定されていない場合、絞り込みは行われず、データ項目一覧にはすべてのデータ項目が表示されます。

    以下の文字は、検索するための文字列として指定できません。

    • 「%」(半角パーセント)

    • 「%」(全角パーセント)

    • 「_」(半角アンダーバー)

    • 「_」(全角アンダーバー)

    • 「’」(半角シングルクオート)

    注意

    「,」(半角カンマ)は、区切り文字として使用されるため、文字列として使用できません。

  3. 設定した絞り込み条件を保存するかを指定します

    設定した絞り込み方法と条件は保存できます。保存すると、次回表示するときに[データ項目一覧の絞り込み]画面に反映されます。

    保存する場合は、[設定を保存し次回も使用する]をチェックします。チェックをはずすと、保存されません。

  4. [OK]ボタンをクリックします

    →[レイアウトの指定]画面が表示されます。

    データ項目一覧が、指定した絞り込み条件で絞り込まれて表示されます。

[レイアウトの指定]画面が表示された後に絞り込みを行う

[レイアウトの指定]画面が表示されている状態でも、絞り込み条件の設定を変更できます。

[レイアウトの指定]画面からは、絞り込み条件として指定するスキーマ名やテーブルの注釈を、[項目の情報]ボタンを使用して知ることができます。

  1. [レイアウトの指定]画面の[絞り込み]ボタンをクリックします。

    →[データ項目一覧の絞り込み]画面が表示されます。

  2. 絞り込み方法と条件を指定し、再度データ項目一覧を絞り込みなおすことができます。