旧バージョンから本バージョンへの移行の場合、プロセス監視機能の定義およびサービス起動停止コマンドの定義は自動的に移行されません。
移行前の定義は、拡張子に「.xxx.xxxx _trans」または「.before xxx.xxxx 」を付加したファイル名で同一フォルダ上に退避されますので、必要に応じて退避ファイルを参照し、本バージョンの定義ファイルを修正してください。(xxx.xxxxはバージョンレベルが設定されます。)
プロセス監視機能の定義
プロセス監視機能の定義ファイル名を以下に示します。
プロセス監視機能の定義については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。
ファイル名 | |
Windows版 | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.usr |
UNIX版 | /etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.usr |
ファイル名 | |
Windows版 | Systemwalker インストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\pmon\etc\mppmon.ini |
UNIX版 | /etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.ini |
ファイル名 | |
Windows版 | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\pmon\bin\mppmonsnd.bat |
UNIX版 | /opt/FJSVftlc/pmon/bin/mppmonsnd.sh |
デーモン/サービス起動コマンドの定義
サービス起動・停止制御ファイルのファイル名を以下に示します。
移行元の環境 | ファイル名 |
---|---|
Windows版 Systemwalker Centric Managerの場合 | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\service\ini\usercmgr.ini |
UNIX版 Systemwalker Centric Manager V13.1.0以降の場合 | /etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc2.ini |
UNIX版 Systemwalker CentricMGR 10.1~Systemwalker Centric Manager V13.0.0の場合 | /etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc3.ini |
UNIX版SystemWalker/CentricMGR 5.0~SystemWalker/CentricMGR 10.0の場合 | /etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc2.ini |
上記の定義ファイルが退避されますので、必要に応じて退避ファイルを参照し、本バージョンの定義ファイルを修正してください。
デーモン/サービス起動コマンドの定義ファイルを更新する際は、Systemwalker Centric Managerのデーモン/サービスを停止してから更新してください。
デーモン/サービス起動コマンドの定義の更新を行う場合、プロセス監視機能を停止する設定を行っていないか確認してください。
停止する設定を行っていない場合は、あわせてプロセス監視の定義を以下のように更新してください。
デーモン/サービスを停止する定義を行った場合
該当する機能(デーモン/サービス)の監視を行わない設定に変更してください。
デーモン/サービスを起動する定義を行った場合
該当する機能(デーモン/サービス)の監視を行う設定に変更してください。
Windows版の場合、設定が完了したら、mpsetsrvコマンドを使用して、サービスのスタートアップに反映してください。
デーモン起動コマンドの定義については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。
サービス起動・停止制御ファイル、mpsetsrv(サービスの起動制御コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
プロセス監視機能の定義については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。