この作業は、同一のコンピュータへバージョンアップする場合にだけ、必要な作業です。
同一コンピュータでSystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバをバージョンアップする場合、Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。環境の削除は以下の手順で操作します。
環境変数の設定
インベントリ管理のデータベース削除
リカバリフローのデータベース削除
フレームワークのデータベース削除
環境変数の削除
注意
運用環境の削除についての注意事項
インベントリ管理、リカバリフローを使用している場合、それぞれの機能用のデータベースは、必ずフレームワーク用のデータベースより先に削除してください。データベースの削除やアンインストール方法の詳細については、移行前のSystemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
SystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバを別のコンピュータへバージョンアップする場合は、Systemwalker Centric Managerの環境を即座に削除しアンインストールする必要はありません。環境削除やアンインストールを行う場合は、移行前のSystemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
V11.0L10/11.0の「メッセージ説明テンプレート」を適用していた場合は、バージョンアップ時にテンプレートを削除してください。
削除方法
以下の画面から削除します。
Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニュー-[ポリシーの定義]-[イベント監視の動作環境]-[全体]-[イベント監視の動作環境設定(全体)]-[メッセージ説明]タブ
ポイント
環境変数の設定と削除
以下の2つの条件を満たす場合、Systemwalker Centric Managerの環境削除時には環境変数の設定と削除が必要です。
条件
移行元は、SystemWalker/CentricMGR 5.0または5.1である。
INTERSTAGE V3.0以降が、移行元の運用管理サーバにインストールされている。
設定する環境変数と値
環境変数名:INS_NAME |
本環境変数は、Systemwalkerの環境削除を行う利用者にだけ有効になるようにしてください。
Systemwalker Centric Managerの環境を削除する処理を開始する前にINS_NAME環境変数を設定します。
Systemwalker Centric Managerの環境削除が完了したら必ず、INS_NAME環境変数を削除してください。