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Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド
FUJITSU Software

2.4.4 運用環境の削除

この作業は、同一のコンピュータへバージョンアップする場合にだけ、必要な作業です。

同一コンピュータでSystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバをバージョンアップする場合、Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。環境の削除は以下の手順で操作します。

  1. 環境変数の設定

  2. インベントリ管理のデータベース削除

  3. リカバリフローのデータベース削除

  4. フレームワークのデータベース削除

  5. 環境変数の削除

注意

運用環境の削除についての注意事項

  • インベントリ管理、リカバリフローを使用している場合、それぞれの機能用のデータベースは、必ずフレームワーク用のデータベースより先に削除してください。データベースの削除やアンインストール方法の詳細については、移行前のSystemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

  • SystemWalker/CentricMGR 5.0以降の運用管理サーバを別のコンピュータへバージョンアップする場合は、Systemwalker Centric Managerの環境を即座に削除しアンインストールする必要はありません。環境削除やアンインストールを行う場合は、移行前のSystemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

  • V11.0L10/11.0の「メッセージ説明テンプレート」を適用していた場合は、バージョンアップ時にテンプレートを削除してください。

    削除方法

    以下の画面から削除します。

    Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニュー-[ポリシーの定義]-[イベント監視の動作環境]-[全体]-[イベント監視の動作環境設定(全体)]-[メッセージ説明]タブ

ポイント

環境変数の設定と削除

以下の2つの条件を満たす場合、Systemwalker Centric Managerの環境削除時には環境変数の設定と削除が必要です。

条件

  • 移行元は、SystemWalker/CentricMGR 5.0または5.1である。

  • INTERSTAGE V3.0以降が、移行元の運用管理サーバにインストールされている。

設定する環境変数と値

環境変数名:INS_NAME
値:no

  • 本環境変数は、Systemwalkerの環境削除を行う利用者にだけ有効になるようにしてください。

  • Systemwalker Centric Managerの環境を削除する処理を開始する前にINS_NAME環境変数を設定します。

  • Systemwalker Centric Managerの環境削除が完了したら必ず、INS_NAME環境変数を削除してください。