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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド
FUJITSU Software

7.3.13 Windowsサービス稼働監視【Windows版】

機能説明

Windowsサービス稼働監視スクリプトが動作するノードのWindowsサービスに対し、一定間隔で稼働状態の監視を行い、稼働状態が変更になった場合、運用管理サーバへイベントを通知します。

以下の2つのスクリプトで提供します。

ファイル名

ファイルの内容

apaMonitorServ.swt

Windowsサービス稼働監視スクリプト本体です。

本ファイルは編集しないでください。

apaMonitorServ.ini.swt

監視対象Windowsサービスの情報を設定するための定義ファイルです。

本スクリプトをWindows版またはLinux版の運用管理サーバのポリシー定義に登録し、ポリシー配付して監視することが可能です。ポリシー配付する場合、本スクリプトを配付して監視できる対象製品は以下になります。

サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\apaMonitorServ.swt

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\apaMonitorServ.ini.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/apaMonitorServ.swt

/etc/opt/FJSVssc/sample/apaMonitorServ.ini.swt

実行に必要な権限

Administrator権限が必要です。

編集可能な項目

MonitorInterval=ノード共通の稼働監視間隔

監視間隔(分)を入力します。

すべてのノード共通の値です。

1~1439(1分から23時間59分)の範囲で指定します。

ノードごとに個別に設定する場合は、ノードの設定の後に監視間隔を設定できます。ここで監視間隔の設定と、ノードごとの監視間隔の設定が両方とも行われた場合は、ノードごとの設定が優先されます。

監視間隔(分)を入力しない場合、5(分)が設定されます。

MonitorStopMessage=稼動監視スクリプトのメッセージ設定

稼動監視スクリプトが、OSの負荷が高いなどの原因でサービスの取得に失敗し、稼働監視を正しく完了できなかったときのエラーメッセージ通知の有無を設定します。

すべての監視対象共通です。

0または1を設定します。

  • 0 : 稼働監視に失敗した場合にメッセージを通知しない

  • 1 : 稼働監視に失敗した場合にメッセージを通知する

設定値を省略した場合、0が設定されます。

<ノード名>

255バイト以内で設定します。

複数のノードで個別のWindowsサービスを監視する場合はノード名を「<>」の中に設定し、ノードごとに監視するWindowsサービスを定義します。

複数ノードで共通のWindowsサービスを監視する場合もノードごとに定義します。

監視対象のすべてのノードで同じWindowsサービスを監視する場合、ノードの設定は必要ありません。項目をすべて削除してください。

MonitorInterval=ノードごとの稼働監視間隔

監視間隔(分)を入力します。

ここで設定する稼働監視間隔は、ノードごとの個別の設定です。

1~1439(1分から23時間59分)の範囲で指定します。

監視間隔(分)を入力しない場合、5(分)が設定されます。

[Service_x]

監視するサービスの区切りです。

「x」には1から始まる連番を設定します。

Service_Name=監視対象のWindowsサービス名

監視するWindowsサービスの表示名を設定します。

表示名に空白を含む場合でも、ダブルクォーテーションで囲う必要はありません。

注意事項

使用例

編集内容

以下に定義例を示します。

監視する条件は以下のとおりです。

[Script_MonitorService]
<node_1>
MonitorInterval=10
[Service_1]
Service_Name=service1
[Service_2]
Service_Name=service2

<node_2>
MonitorInterval=30
[Service_1]
Service_Name=service3