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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編
FUJITSU Software

12.2.3 ポリシーを配付する

サーバアクセス制御の設定を、セキュリティポリシーとして管理対象サーバへ配付することで、アクセス監査ログが自動的に保護(アクセス制御)されるようになります。

ポリシーが配付される前の状態では、アクセス監査ログは保護されません。

ポリシーを配付するには、管理対象サーバに対して以下の設定を行います。

  1. セキュリティ管理者がポリシーグループを作成する。

  2. システム管理者がポリシーを配付する。

それぞれの設定手順については、“ポリシーグループ作成する”、および“ポリシーを付する”を参照してください。


サーバアクセス制御の設定が管理対象サーバに配付された後は、以下のファイルが自動的に保護(強制アクセス制御)されます。

これらのファイル、またはディレクトリへアクセスされた場合、アクセス監査ログにアクセス違反であることが出力されます。出力される監査ログについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

ポイント

  • [監査ログ出力]の出力先を変更したポリシーグループを配付する場合、[セキュリティ管理者]、[セキュリティ監査者]、[アクセス制御]、[録画設定]のポリシー更新のログ内容が、[監査ログ出力]の変更前の出力先、変更後の出力先に分散する場合があります。ログ内容の分散を防ぐためには、[監査ログ出力]のみを変更したポリシーグループを配付した後、他のポリシーを変更したポリシーグループを配付してください。

    また、ポリシーグループを一度も配付していない場合、[監査ログ出力]の出力先と保存日数は初期設定として動作します。

  • ポリシーの配付対象のサーバがWindows Server 2003の場合、かつ、そのサーバがそれまでに一度もポリシーグループが配付されていない環境の場合、[コンソールログイン]のアクセス制御・監査ログ出力するためにはシステムの再起動が必要です。[コンソールログイン]を制御する場合は、システムの再起動をしてください。

  • 部門管理サーバ、および業務サーバが、x64プラットフォームに32bit版をインストールした環境の場合、これらのサーバへのポリシー配付はサポートしていません。配付を行った場合は、「適用エラー」となります。