正規化ログファイルを保管した後は、ローカルディスクを効率的に使用するため、ログの集計で使用しなくなった正規化ログをローカルディスク上から削除することができます。
正規化ログを削除する場合は、運用管理サーバ上でmpatmdellog(収集したログの削除コマンド)に「-K CSV」を指定し、実行してください。
mpatmdellog(収集したログの削除コマンド)で削除される正規化ログは、「-L」オプションで指定したディレクトリ、または、正規化ディレクトリ(「-L」オプションを省略した場合)内の正規化ログ、および、そのディレクトリ配下の「invalidlog」ディレクトリ内の通番を含めた正規化ログです。
mpatmdellog(収集したログの削除コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
例)
正規化ディレクトリ内のサーバ:server、ログ識別名:ap、日付:20080515の正規化ログを削除します。
mpatmdellog -H server -A ap -B 20080515 -K CSV
注意
正規化ログを削除する場合
以下の場合は、正規化ログの削除は、行わないでください。
監査ログの集計を行っている場合
監査ログの正規化を行っている場合
正規化ログの改ざんチェックを行っている場合
スケジュール登録による自動運用では、正規化ログの各処理の実行間隔を十分あけてください。
mpatmdellog(収集したログの削除コマンド)で指定した正規化ログを削除した後に、再度、mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)を実行した場合、差分ではなく、正規化ログの再作成になります。
例)
正規化ディレクトリ内のサーバ:server、ログ識別名:ap、3ヶ月前から6ヶ月前の正規化ログを削除します。
mpatmdellog -H server -A ap -F 186 -T 93 -K CSV