Systemwalkerコンソールから操作を行うには、Systemwalker Centric ManagerにログインするユーザIDが必要です。Systemwalkerコンソールからの操作に対するセキュリティを高めるためには、ユーザIDを正しく管理し、ユーザ情報の漏洩を防止する必要があります。また、悪意ある操作を防ぐために、業務を行う各サーバだけでなく運用管理クライアントをインストールしたWindowsクライアント機も、外部からの侵入による脅威がない安全な場所に設置する必要があります。
Systemwalker Centric Managerでは悪意ある操作を防ぐために、Systemwalkerコンソールにログインできる利用者(ユーザ)を複数登録でき、ユーザごとに適切な権限を設定できます。すべての操作が行える管理者権限のユーザIDは管理者だけが使用し、一般操作者には操作を制限したユーザIDを使用することで、一般操作者のユーザ情報が漏洩した場合でも、システムやユーザ業務への影響を最小限に抑えることができます。
Systemwalkerコンソールから操作できる権限の設定については、“Systemwalkerコンソールの操作を制御する”を参照してください。