使用するOCIライブラリのパスを環境変数に追加します。使用可能なOCIライブラリのバージョンは、11.2以降です。
環境変数“LD_LIBRARY_PATH”にOCIライブラリがインストールされているディレクトリのパスを追加します。
スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。
$ su - Password:****** # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/oracle_fdw/* /opt/fsepv<x>server64
使用するOCIライブラリにlibclntsh.so.11.1というファイルが存在しない場合には、libclntsh.so.11.1という名前でlibclntsh.so.xx.1(xxはOCIライブラリのバージョンです)へのシンボリックリンクを作成します。
# ln -s libclntsh.so.12.1 libclntsh.so.11.1
FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。
本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。
postgres=# CREATE EXTENSION oracle_fdw; CREATE EXTENSION
参考
サーバにOCIライブラリがインストールされていない場合、OracleクライアントやOracle Instant ClientによりOCIライブラリをインストールします。
インストール手順についてはOracleが提供しているドキュメントを参照してください。
使用するOCIライブラリのバージョンを更新した場合、環境変数“LD_LIBRARY_PATH”に登録しているOCIライブラリのパスを更新後のパスに変更してください。また、必要に応じて、libclntsh.so.11.1という名前のシンボリックリンクを再作成してください。
使用するOCIライブラリのバージョンを更新した場合、環境変数“LD_LIBRARY_PATH”に登録しているOCIライブラリのパスを更新後のパスに変更してください。また、必要に応じて、libclntsh.so.12.1という名前のシンボリックリンクを再作成してください。
注意
本機能は、WebAdminで作成したインスタンスでは使用できません。サーバコマンドを使用した運用でのみ利用可能です。
本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。
postgres=# DROP EXTENSION oracle_fdw CASCADE; DROP EXTENSION
スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。
$ su - Password:****** # rm -rf /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル
参考
セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。
# find /opt/fsepv<x>server64/OSS/oracle_fdw