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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.5.3 Oracleデータベース互換機能を使用する場合の設定

Oracleデータベース互換機能を利用するためには、新規インスタンス作成後、データベース“postgres”および“template1”に対して、CREATE EXTENSION oracle_compatibleを実行してください。

Oracleデータベースとの互換機能は、すべてのユーザーが特別な設定を実施しなくても利用可能となるよう、データベースクラスタ作成時にデフォルトで作成する“public”スキーマにユーザー定義関数として定義しています。

そのため、search_pathパラメータによるスキーマ検索パスを指定する場合、必ず“public”を含めてください。

また、Oracleデータベース互換機能を使用する際の注意事項があります。詳細は、“アプリケーション開発ガイド”の“Oracleデータベース互換機能利用時の注意事項”を参照してください。