インスタンスの作成方法には以下の2種類があります。
複数のインスタンスを作成する方法
インスタンスは、複数作成することができます。WebAdminでインスタンスを複数作成する場合は、メモリの使用量を調整する必要があります。調整方法は、“WebAdminがメモリ量に応じて自動的に設定しているパラメータ”を参照してください。
WebAdminでセットアップできない機能
以下の機能については、WebAdminではセットアップできません。WebAdminでインスタンスを作成した後に、“運用ガイド”に記載された各機能のマニュアルにしたがって、追加のセットアップ作業を行ってください。
透過的データ暗号化による格納データの保護
注意
initdbコマンドで作成したインスタンス(コマンドラインインスタンス)は、WebAdminで管理できますが、最初にWebAdminにインポートする必要があります。詳細は“4.3.1.4 インスタンスのインポート”を参照してください。
WebAdminで作成またはインポートしたインスタンスを削除する場合、必ずWebAdminを使用して削除してください。WebAdminの管理情報を削除できないことにより、WebAdminがインスタンスの異常であると判断します。
インスタンスを作成すると、template0、template1というデータベースが自動的に作成されます。
このデータベースは、その後に作成されるデータベースのひな形として使われます。また、postgresという名前のデフォルトのデータベースが自動的に作成されます。このデータベースはFUJITSU Enterprise Postgresのコマンドで使用します。したがって、これらのデフォルトで作成されるデータベースに対して削除を行わないようにしてください。