EAN-128のバーコードにアプリケーション識別子を付加する方法を説明します。
帳票様式定義画面の帳票のプロパティ画面で、[バーコード]タブの「バーコード情報を指定する」チェックボックスをチェックし、「バーコードファンクションキャラクタ「FNC1」の指定」を設定します。FNC1を指定できる文字は2 桁の16 進数で、01~FF(0A、0D、1A、1F、20を除く)の範囲内です。
帳票様式定義画面で、バーコード項目を定義します。
2.で定義した項目を選択して、[書式]-[プロパティ]を選択します。
[バーコード種別]タブの「バーコード種別」を「EAN-128」に設定します。
入力データには、操作手順1.で設定した「FNC1」を指定してください。
以下に「FNC1」に「A5」を指定する場合を例に説明します。
帳票様式定義画面の帳票のプロパティ画面で、[バーコード]タブの「FNC1」に「A5」を指定します。
「A5」は、文字にすると「•」(半角中点)であるため、入力データには「•」(半角中点)を指定します。
注意
アプリケーション識別子に指定できる数値は、国際EAN協会が出展した「UCC/EAN Application Identifier Standard」に掲載されている数値のみです。
それ以外の数値が指定されると、「FNC1」の指定がされていてもList Creatorはアプリケーション識別子ではないと判断します。
ポイント
EAN-128(コンビニエンスストア向け)の場合、帳票様式定義画面の帳票のプロパティ画面の「バーコードファンクションキャラクタ「FNC1」の指定」や入力データでの指定は不要であり、「FNC1」を意識する必要はありません。