この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
ここでは、制御切れが発生した後の先頭ページに、制御脚書きパーティションで振込先を固定の位置に出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、「得意先名」、「ページ番号」を定義します。「ページ番号」は非出力項目の項目形式「数字項目」として定義します。
帳票様式画面で、制御脚書きパーティション(形式「固定」)を定義し(CF1)、固定リテラルの文字列「(続く)」を定義します。
帳票様式画面で、制御脚書きパーティション(形式「固定」)を定義し(CF2)、振込み先情報の項目、「銀行名」、「支店名」、「支店コード」、「口座番号」、および「口座名義」を定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで「得意先名」のオペランドに「BREAK-1」を指定します。
データ定義画面の[データ定義]タブで「ページ番号」のオペランドに「BPAGE-1」を指定します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「得意先名」、「(ページ番号 = 1)」および制御脚書きパーティション(CF2)を記述します。
⇒「得意先名」が変わるタイミング、かつ、「ページ番号」が「1」の場合に制御脚書きパーティション(CF2)を出力します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOP」、および制御脚書きパーティション(CF1)を記述します。
⇒制御切れを検出せずに改ページするときに、制御脚書きパーティション(CF1)を出力します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOP」、「(ページ番号 = 1)」および制御脚書きパーティション(CF2)を記述します。
⇒制御切れを検出せずに改ページするとき、かつ「ページ番号」が「1」の場合に制御脚書きパーティション(CF2)を出力します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
得意先名 | BREAK-1 |
銀行名 | |
支店名 | |
支店コード | |
口座番号 | |
口座名義 | |
ページ番号 | BPAGE-1 |
CNTL-FOOT 得意先名 (ページ番号 = 1) CF2 |
ポイント
この機能は、Windows用帳票サンプル「請求書3」、UNIX系OS用帳票サンプル「SEIKYU3」で使用しています。