この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
集計表形式の帳票を使用して複数の合計を浮動位置で出力する際、制御レベルの高い合計を出力した後にだけ改ページするには、データ定義画面の[拡張定義]タブで設定を行う必要があります。
ここでは、“B.4.10 小計と合計を計算して出力したい”で作成した集計表形式の売上集計表を浮動位置で小計出力、合計出力する場合に、制御レベルの高いパーティションでのみ改ページする例を説明します。
“B.4.10 小計と合計を計算して出力したい”で説明した帳票の制御脚書きパーティション(CF1、CF2)のパーティションのプロパティ画面で以下の指定を行います。
形式:浮動
印刷後 ‐ 制御:改行
データ定義画面の[拡張定義]タブで「CNTL-FOOT」段落を追加し、「月」と改ページだけ行う指定($FF)を記述します。
追加した「CNTL-FOOT」段落は、「CNTL-FOOT」段落群の末尾に記述します。
⇒「月」に対するデータが変わるタイミングでCF2を出力後に改ページ、「年」に対するデータが変わるタイミングでCF2とCF1を出力後に改ページします。
ポイント
この機能は、Windows用帳票サンプル「個人就業実績5」、UNIX系OS用帳票サンプル「SYUGYOU5」で使用しています。