この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
集計表形式の場合、毎ページ同じヘッダを必ず出力する場合は、ページ頭書きパーティションを使用します。BREAKの発生によってヘッダを切り替える場合は、制御頭書きパーティションを使用します。
フリーフレーム形式の場合、フレーム内のヘッダを出力する場合は、制御頭書きパーティションを使用します。
ここでは、集計表形式の御見積書でBREAKが発生せずに改ページされる場合に、次ページの先頭に制御頭書きパーティションによるヘッダを出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、制御頭書きパーティションを定義し(CH1)、「見積書番号」、「住所」、および「得意先名」を定義します。「見積書番号」は数字項目として定義します。
帳票様式定義画面で、制御頭書きパーティションを定義します(CH2)。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「見積書番号」のオペランドに「BREAK」 を指定します。
⇒「見積書番号」に対するデータが変わったことを検知します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-HEAD」を追加し、「見積書番号」と1.で定義した制御頭書きパーティション(CH1)を記述します。
⇒「見積書番号」に対するデータが変わるタイミングで制御頭書きパーティション(CH1)を出力します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-HEAD」を追加し、「$EOP」と2.で定義した制御頭書きパーティション(CH2)を記述します。
⇒制御切れを検出せずに改ページしたときに制御頭書きパーティション(CH2)を出力します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
見積書番号 | BREAK |
住所 | |
得意先名 |
CNTL-HEAD 見積書番号 CH1 |
注意
$EOPを指定したCNTL-HEADに続く文は無効になります。
ポイント
この機能は、Windows用帳票サンプル「御見積書3」、UNIX系OS用帳票サンプル「MITUMOR3」で使用しています。