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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.1.10 COBOLアプリケーションなどで生成したテキストファイルをそのままのイメージ(プレーンテキスト)で出力したい

COBOLアプリケーションなどで生成したテキストファイルをそのままのイメージ(プレーンテキスト)で出力する方法について説明します。

入力データとなるテキストファイルの例)

=操作手順=(帳票設計時)
伝票形式の場合
  1. 帳票様式定義ウィザードにしたがって、以下の情報を指定します。

    • 帳票形式:
      「伝票形式」

    • タイトル:
      指定しません。

    • ヘッダ部あり:
      チェックしません。

    • テイル部あり:
      チェックしません。

    • ボディ部繰返し数:
      1ページに何行出力するかを指定します。 帳票様式定義ウィザードで指定できる値は最大16です。16を超える繰返し数を指定する場合は、帳票様式定義画面のボディ部集団項目のプロパティ画面の[繰返し情報]タブで指定してください。

    • 段組みを行う:
      チェックしません。

    • 縦幅:
      1行の縦幅を指定します。
      帳票様式定義ウィザードで指定できる最小値は0.33です。縦幅に0.33より小さい値を指定する場合は、帳票様式定義画面のボディ部集団項目のプロパティ画面の[繰返し情報]タブで指定してください。

    • ファイル参照:
      「参照しない」を指定します。

    • 項目の配置:
      項目のボディ部に配置する項目は指定しません。

    • 項目に見出しをつける:
      チェックしません。

    ⇒帳票様式定義画面が起動されます。

  2. ボディ部集団項目のプロパティ画面の[繰返し情報]タブで、必要に応じて「繰返し数」と「サイズ」を調整してください。「方向」は「下」を指定します。

  3. ボディ部集団項目に「sample」というテキスト項目が1個定義されています。「sample」のプロパティ画面の[プロパティ]タブで項目長を1行のデータ長に合わせて指定します。領域長やフォントなどのその他の設定については必要に応じて行ってください。

  4. データ定義画面で、入力データ形式に「可変長」「固定長」「CSV形式」のいずれかを指定します。「可変長」「CSV形式」の場合は「区切り文字」、「固定長」の場合は「区切り文字」と[データ定義]タブのデータ定義編集画面で「バイト数」を指定してください。

集計表形式の場合
  1. 帳票様式定義ウィザードにしたがって、以下の情報を指定します。

    • 帳票形式:
      「集計表形式」を選択します。

    • ページ頭書きのタイトル:
      指定しません。

    • ページ頭書き/PH:
      チェックしません。

    • 制御頭書き/CH:
      「0」を指定します。

    • 制御脚書き/CF:
      「0」を指定します。

    • ページ脚書き/PF:
      チェックしません。

    • レポート頭書きのタイトル:
      指定しません。

    • レポート頭書き/RH:
      チェックしません。

    • ファイル参照:
      「参照しない」を指定します。

    • 項目の配置:
      帳票の明細に配置する項目は指定しません。

    • 項目に見出しをつける:
      チェックしません。

    ⇒帳票様式定義画面が起動されます。

  2. DEパーティションのプロパティ画面で以下の指定を行います。

    • 縦幅:
      テキストファイルの1ページに出力したい行数から、パーティションの縦幅を決定します。

    • 印刷前:
      改行数に「1」を指定します。

  3. DEパーティションにテキスト項目を1個定義し、項目のプロパティ画面の[プロパティ]タブで項目長を1行のデータ長に合わせて指定します。領域長やフォントなどのその他の設定については必要に応じて行ってください。

  4. データ定義画面で、入力データ形式に「可変長」「固定長」「CSV形式」のいずれかを指定します。「可変長」「CSV形式」の場合は「区切り文字」、「固定長」の場合は「区切り文字」と[データ定義]タブのデータ定義編集画面で「バイト数」を指定してください。

=操作手順=(帳票出力時)
  1. 空行(改行のみの行)を出力する場合や、改ページコードに合わせて改ページを行う場合は、各帳票出力インタフェースの「改行コード制御指定」「改ページコード制御指定」を指定します。

  2. 使用する帳票出力インタフェースに合わせて、帳票とデータファイルを指定して実行します。