Print Managerで定義したプリンタを使用する場合に、印刷属性を設定します。Print Manager連携時の注意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
図12.6 印刷属性設定画面
注意
印刷属性は、Print Managerの高信頼プリンタ、または高信頼リモートプリンタに出力する場合のみ有効となります(OWFファイルの印刷時も含みます)。
ポイント
以下の設定は、帳票の出力時に指定することもできます。その場合、帳票出力時の指定が優先されます(帳票出力時の指定にしたがって出力されます)。
出力開始時の動作モード
保留解除日時
出力時の優先順位
メッセージの通知先
用紙交換メッセージ
帳票出力時の指定、および指定の優先順序については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
帳票の出力開始時の動作モードを指定します。保留する場合は、保留する場所を指定します。クライアント側で保留する場合は、保留状態をいつ解除するかも指定できます。
Print Managerの環境設定(プリンタ)の保留印刷の設定にしたがって帳票を出力する場合に選択します。
すぐに帳票を出力する場合に選択します。
すぐに帳票を出力しないで、いったんスプールに保留し、指定した日時、またはPrint Managerの印刷操作画面で保留解除したときに帳票を出力する場合に選択します。
サーバ側で保留する場合に選択します。サーバ側とは、Print Managerの印刷サーバが動作するコンピュータを指します。
クライアント側で保留する場合に選択します。クライアント側とは、List Creatorの帳票出力サーバが動作するコンピュータを指します。
保留状態を解除する日時を指定する場合に、チェックボックスをチェックし、日時を指定します。
0~999(日後)の範囲で指定します。
0~23(時)の範囲で指定します。
0~59(分)の範囲で指定します。
注意
サーバ側で保留する場合は、自動での保留解除はできないため、手動で保留解除する必要があります。
帳票出力サーバがWindowsで帳票の出力完了を待ち合わせる場合は、この画面または帳票の出力時に出力開始時の動作モードを「出力する」設定にしておく必要があります。
Print Managerの印刷サーバとList Creatorの帳票出力サーバが同一コンピュータ上で動作する環境で運用しているときに帳票の出力を保留する場合は、この画面または帳票の出力時に出力開始時の動作モードを「クライアント側」で「保留する」設定にしておく必要があります。
帳票の出力時に保留解除日時を指定する場合は、この画面または帳票の出力時に出力開始時の動作モードを「クライアント側」で「保留する」設定にしておく必要があります。
保留状態のドキュメントを保留解除する日時は、最大20分の誤差が生じる場合があります。
帳票の出力後のスプールしたドキュメントの保存・削除方法を指定します。帳票単位で保存・削除方法を指定する場合は、印刷済状態または保留状態のドキュメントに対して出力受付日時から削除するまでの期間も指定できます。
出力装置の設定にしたがって保存・削除する場合に選択します。
帳票単位で保存・削除方法を指定する場合に選択します。
帳票の出力後、スプールしたドキュメントをPrint Managerで一定期間保存する場合に、チェックボックスをチェックします。
保留状態のスプールドキュメントを、一定期間後に削除する場合に、チェックボックスをチェックします。
印刷済状態または保留状態のドキュメントに対して出力受付日時から削除するまでの期間を指定する場合に、
チェックボックスをチェックし、期間を指定します。期間を指定しない場合、Print Managerの「プリンタの設定」で指定した「印刷受付日時から削除するまでの期間」が有効になります。
0~999(日)の範囲で指定します。
0~23(時間)の範囲で指定します。
注意
出力受付日時から削除するまでの期間は、最大2時間の誤差が生じる場合があります。
ポイント
帳票の出力後にスプールしたドキュメントを保存しておくと、後でアプリケーションを起動しなくても、Print Managerの印刷操作画面から、同じ帳票を再度出力できます。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合や出力経過の通知メッセージの通知先を指定します。
帳票を出力したコンピュータにメッセージを通知する場合に選択します。
特定のコンピュータにメッセージを通知する場合に選択し、メッセージを通知するコンピュータ名を指定します。
メッセージを通知するコンピュータ名のTCP/IPのホスト名またはIP アドレスを255バイト以内で指定します。
以下の文字は使用できません。
「セミコロン(;)」
通知されるメッセージの詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
ポイント
帳票を出力するときに、メッセージの通知先に指定したコンピュータで、Print Managerの「到着通知パネル」を起動しておいてください。
注意
コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
メッセージは、UNIX系OSの帳票出力サーバで出力する場合は通知できません。メッセージ通知先には、必ずPrint Managerの「到着通知パネル」を起動したWindowsのコンピュータ名を指定してください。
帳票の出力経過を通知するメッセージについて指定します。帳票の出力の開始・完了を知りたい場合、および用紙交換が必要な場合に指定します。
注意
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、出力経過のメッセージ通知は有効になりません。
帳票の出力開始時にメッセージを通知するかどうかを指定します。
帳票の出力開始時にメッセージを通知しない場合に選択します。
帳票の出力開始時にメッセージを通知する場合に選択し、通知するメッセージを指定します。
通知するメッセージを100バイト以内で指定します。
以下の文字は使用できません。
「セミコロン(;)」
注意
メッセージ文字列中に置換パラメタ以外で「%」を含んでいると、メッセージが正しく表示されない場合があります。
用紙交換メッセージも通知する場合、出力開始メッセージと用紙交換メッセージが二重で通知される場合があります。
ポイント
置換パラメタとして、「%TOTALPAGE%」が利用できます。このパラメタは、メッセージ表示時にその帳票の出力時に必要な用紙枚数(1部あたりのページ数×印刷部数)に置換されます。
以下に指定例を示します。
「印刷を開始します。用紙を%TOTALPAGE%枚セットしてください。」
用紙交換メッセージを通知するかどうかを指定します。用紙交換メッセージを通知する場合、通知するタイミングと、通知する用紙名を指定できます。
出力装置の設定にしたがって用紙交換メッセージを通知する場合に選択します。
用紙交換メッセージを通知しない場合に選択します。
用紙交換メッセージを通知する場合に選択します。
帳票の用紙情報とプリンタにセットされている用紙が同じ場合でも用紙交換メッセージを通知する場合に、チェックボックスをチェックします。
帳票の用紙情報とプリンタにセットされている用紙が異なる場合だけ用紙交換メッセージを通知したい場合は、チェックボックスをチェックしないでください。
帳票様式情報で指定した用紙名で用紙交換メッセージを通知する場合に選択します。
特定の用紙名で用紙交換メッセージを通知する場合に選択し、用紙名を40バイト以内で指定します。
以下の文字は使用できません。
「セミコロン(;)」
注意
出力開始メッセージも通知する場合、出力開始メッセージと用紙交換メッセージが二重で通知される場合があります。
「常に用紙交換メッセージを通知する」チェックボックスをチェックしない場合、帳票様式情報で指定した用紙サイズが同じであっても、「以下の用紙名で通知する」で指定する用紙名が異なれば、用紙交換メッセージが通知されます。