データベースのスキーマファイル(schema.ini)から必要な情報を取得して、項目情報として利用できます。
スキーマファイル(schema.ini)とは、テキスト形式のiniファイルで、データベースの項目や構造を定義したファイルです。
スキーマファイル(schema.ini)に定義された項目は、帳票様式情報の新規作成時に帳票様式定義画面のレコードリストで参照でき、編集領域上にドラッグ&ドロップすることで項目を定義できます。
●スキーマファイル(schema.ini)からの項目情報の作成
項目情報は、スキーマファイル(schema.ini)の情報から作成されます。
以下に、スキーマファイル(schema.ini)の記述形式とスキーマファイル(schema.ini)から生成される項目情報について説明します。
[セクション名] : : Coln="ColumnName" type [width n]
データベースのテーブル名です。
帳票様式情報の新規作成時にウィザードで参照できます。
項目情報を記述するセクションです(nは数字)。
項目名となります。
同じ項目名が存在する場合、元の項目名に 4 桁の数字が付加されます。
Text → Text0001
項目種別は、typeにしたがって作成されます。
作成される項目種別は以下のとおりです。
スキーマファイル(schema.ini)のtype | 項目種別 | |
---|---|---|
Bit | Bit型 | 数字項目(Numeric) |
Byte | バイト型 | |
Short | 整数型 | |
Integer | ||
Long | 長整数型 | |
Currency | 通貨型 | |
Single | 単精度浮動小数点数型 | |
Double | 倍精度浮動小数点数型 | |
Float | ||
DateTime | 日付/時刻型 | |
Date | 日付型 | |
Text | テキスト型 | テキスト項目(MText) |
Char | ||
Memo | メモ型 | 矩形テキスト項目(RectMText) |
LongChar |
項目長となります(nは数字)。
省略されている場合、「12」が指定されます。
widthの値が項目種別の最大長を超えた場合、その項目種別の最大長が指定されます。
注意
ColumnNameがList Creatorの命名規約にしたがっていない場合、命名規約にしたがった名前に変更されます。すべての文字が命名規約に沿っていない場合は、以下の名前に変更されます。
ColumnNameが数字項目の場合
「Numeric」に4桁の連番が付加されます。
例)Numeric0001
ColumnNameがテキスト項目の場合
「Text」に4桁の連番が付加されます。
例)Text0001
List Creatorの命名規約については、デザイナヘルプを参照してください。