ListCREATOR 10.2でのPDF変換機能の変更について
以下に、ListCREATOR 10.2とListCREATOR 10.1以前でのPDF変換機能の違いについて説明します。
以下の場合、エラーとなるように変更しました。
帳票出力インタフェースのPDFファイル保存情報のオプションやキーに半角空白のみを指定した場合
PDF文書情報ファイルのキーワードにおいて、値の空の文字列を指定した場合
ListCREATOR 10.1でのPostScript出力時の変更について
以下に、ListCREATOR 10.1とListCREATOR 10.0以前でのPostScript出力時の違いについて説明します。
パーティション罫線・枠における網がけの種類に25%、30%を指定した場合、37.5%、40%を指定した場合より濃く出力されていましたが、指定された濃度で出力されるように変更しました。
Shift-JIS環境で日本語フォントまたは英文フォントに半角カナ文字を指定した場合、指定したフォントが無効になっていましたが、指定したフォントで出力されるように変更しました。
ListCREATOR 10.1での電子保存時の変更について
以下に、ListCREATOR 10.1とListCREATOR 10.0以前での電子保存時の違いについて説明します。
項目の出力位置が2ドット上に出力されていましたが、指定された位置で出力されるよう変更しました。
電子保存後に帳票項目の設定済みの帳票を利用した場合、データ変換、検索動作結果に違いがあります。この場合には、List Creator デザイナで定義済みの項目位置を2ドット上に移動させてください。
Shift-JIS環境で日本語フォントまたは英文フォントに半角カナ文字を指定した場合、指定したフォントが無効になっていましたが、指定したフォントで出力されるように変更しました。
OutputASSIST 5.2 での数字項目に関する変更について
以下にOutputASSIST 5.2とOutputASSIST 5.1以前との数字項目に関する違いについて説明します。
OutputASSIST 5.2以降では、入力データの数字項目のデータにおいて、途中(符号と数字間も含む)に空白文字を指定した場合、または先頭以外に通貨記号を指定した場合に、次のエラーとなります。
『数字項目<XXX> として読み込んだデータが不当であるため処理できません。処理を打ち切ります。』
[対処方法]
入力データの数字項目のデータを、途中(符号と数字間も含む)に空白文字を指定しないように修正してください。または、先頭以外に通貨記号を指定しないように修正してください。