ListCREATOR V10.0L30での印刷時の変更について
以下に、ListCREATOR V10.0L30とListCREATOR V10.0L20以前での印刷時の違いについて説明します。
パーティション罫線の罫線や網がけがオーバレイ図形と同じパターンで出力されるように変更しました。これにより、以前に比べ、網がけが濃く出力されるようになります。
なお、帳票出力情報ファイル、または帳票出力環境設定ファイルで「QUALITYPRT」に「N」を指定することで、V10.0L20以前の動作に戻すことができます。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の帳票出力情報ファイル、または帳票出力環境設定ファイルの記載を参照してください。
ListCREATOR V10.0L30でのPDF変換機能の変更について
以下に、ListCREATOR V10.0L30とListCREATOR V10.0L20以前でのPDF変換機能の違いについて説明します。
以下の場合、エラーとなるように変更しました。
帳票出力インタフェースのPDFファイル保存情報のオプションやキーに半角空白のみを指定した場合
PDF文書情報ファイルのキーワードにおいて、値の空の文字列を指定した場合
ListCREATOR V10.0L20でのListWORKSへの電子保存時の変更について
以下に、ListCREATOR V10.0L20とListCREATOR V10.0L10以前でのListWORKSへの電子保存時の違いについて説明します。
項目の出力位置が2ドット上に出力される問題がありましたが、正しい位置で出力されるよう変更しました。
ListWORKSで帳票項目の設定済みの帳票を利用した場合、データ変換、検索動作結果に違いが生じる可能性があります。違いが生じた場合はListCREATOR デザイナで定義済みの項目位置を2ドット上に移動させてください。
OutputASSIST V5.0L30からListCREATOR V10.0L10以降で、Web手元印刷機能のコンポーネント機能を使用する場合、OutputASSISTのWebサーバに接続できない場合の対処について
[対処方法]
OutputASSISTがインストールされているWebサーバに以下の仮想ディレクトリを設定する必要があります。
仮想ディレクトリ(/ListCREATOR)
物理ディレクトリ
OutputASSISTインストールディレクトリ\inetpub
必要なアクセス権
読み取り権
仮想ディレクトリ(/ListCREATOR/samples)
物理ディレクトリ
OutputASSISTインストールディレクトリ\samples
必要なアクセス権
読み取り権
仮想ディレクトリ(/ListCREATOR/data)
物理ディレクトリ
OutputASSISTインストールディレクトリ\data
必要なアクセス権
読み取り権
仮想ディレクトリ(/ListCREATOR/manual)
物理ディレクトリ
OutputASSISTインストールディレクトリ\manual
必要なアクセス権
読み取り権
仮想ディレクトリ(/ListCREATOR/Scripts)
物理ディレクトリ
OutputASSISTインストールディレクトリ\inetpub\scripts
必要なアクセス権
実行権
OutputASSIST V5.0L20からOutputASSIST V5.0L30以降で、入力データの数字項目のデータにおいて、途中(符号と数字間も含む)に空白文字を指定した場合、または先頭以外に通貨記号を指定した場合に、次のエラーとなります。
『数字項目<XXX>として読み込んだデータが不当であるため処理できません。処理を打ち切ります。』
[対処方法]
入力データの数字項目のデータを、途中(符号と数字間も含む)に空白文字を指定しないように修正してください。または、先頭以外に通貨記号を指定しないように修正してください。
OutputASSIST V5.0L10からOutputASSIST V5.0L20において、「データ定義の入力データ形式」に「固定長」が指定され区切り文字が指定されている帳票を出力したとき、エラーや出力結果が異常となる場合の対処方法
[対処方法]
OutputASSIST V5.0L10では、「入力データ形式」が「固定長」で区切り文字が指定されているときには、「可変長」が指定されたときと同じように区切り文字でデータを区切っていたためです。
このため、従来と同様に出力したい場合には、「データ定義の入力データ形式」を「固定長」から「可変長」に変更してください。