Interstage List Creator V11.0.0 リリース情報

1.4.8 List Creator V8.0.0における機能追加

ここでは、List Creator 7.0からList Creator V8.0.0への機能追加について説明します。

サポートオペレーティングシステム

• Solaris 10に対応しました。

帳票表現力

• 項目名に以下の文字が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • 「繰り返し記号（々）」

  • 「アンダースコア（_）」

  • 先頭に半角数字

• テキスト項目に以下の情報が指定された帳票をPDFファイル保存できるようになりました。

  • 入力データにハイパーリンク情報を付加する

  なお、PDFファイル保存すると、「入力データにハイパーリンク情報を付加する」指定があるテキスト項目にハイパーリンクが設定されます。

• 以下の項目の出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処として、「文字などを詰めて全データを出力する」が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • 数字項目

  • テキスト項目

  • ラジオボタン項目

  • チェックボックス項目

  • 固定リテラル項目

  • 日付項目

  • 時刻項目

• 以下の項目の出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処として、「代替文字で出力する」が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • 数字項目

  • テキスト項目

  • OCR-B項目

• 矩形固定リテラル項目に以下の情報が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • 文字ピッチなどを縮小して出力する

• 以下の種類のバーコードが出力できるようになりました。

  • QR Code（マイクロQR）

  • PDF417

  • MaxiCode

• バーコード項目に以下の情報が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • チェックキャラクタ（文字）の印字（Code128バーコードの場合のみ指定可能）

  • バーコード出力方法

    • 指定範囲に収まるように出力する

        ・ 項目の範囲内での配置位置（左詰め、中央配置）

    • バーコードの細エレメント幅/モジュール幅を指定する

    • 細太エレメント比

    • キャラクタ間ギャップ幅

    • クワイエットゾーンを項目の範囲内に描画する

• 帳票全体のバーコード情報として、以下の情報が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • EAN-128バーコードのAIコード規格

  • 制御コードの代替文字列指定

  • 入力データ長が項目長に満たない場合、空白で埋める指定

• 以下の演算子が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • USERID（帳票の出力者のユーザID文字列を指定できます）

• 以下の情報が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • LP縮刷

• 以下の項目の印字方向に「文字を反時計回りに90°回転」が指定された帳票を出力できるようになりました。

  • 固定リテラル項目

  • テキスト項目

  • 日付項目

  • 時刻項目

帳票出力

• 項目名ラベル付きデータを入力データして扱うことができるようになりました。

• 実行時に以下の属性が指定できるようになりました。

  • 置換フォント情報ファイル

  • バーコード補正情報ファイル

  • 電子帳票情報ファイル

  • 返答メッセージの通知先

• 帳票出力時に入力データが帳票定義情報の項目長および領域長の設定を超える場合に、メッセージ通知ができるようになりました。
  メッセージの通知の有無は、帳票出力時の動作を設定するList Creatorの環境設定コマンド（prsetdigitovermsgコマンド、またはprsetterritovermsgコマンド）で設定します。

• 帳票出力時に入力データが帳票定義情報の項目長および領域長の設定を超える場合に、メッセージ通知ができるようになりました。

• プリンタへ「FM出力」する場合に、VSPシリアルプリンタ（VSP2740、VSP3600、VSP3601、VSP3601A、VSP3700、VSP3710、VSP3710A、VSP3801、VSP3802、VSP3802A）に出力できるようになりました。

• プリンタへ「FNP出力」する場合、VSP/PS5000レーザ連帳（PS5600A）に出力できるようになりました。

セキュリティ

• 監査証跡ログ
  帳票の出力時に、いつ、だれが、どの帳票を、どのように出力したかなどの帳票出力に関する情報をログに出力できるようになりました。
  また、Centric Managerの監査ログ管理機能と連携して、監査証跡ログをCentric Managerの運用管理サーバで一元的に管理することができるようになりました。

• 出力ユーザID
  帳票の出力時に、ユーザアプリケーションの実行時に指定した帳票の出力者名（出力ユーザID）を出力できるようになりました。これにより、帳票の出力者を識別することができ、帳票からの情報漏えいの抑止・追跡調査が可能になりました。

• PDFファイル保存時に、以下の情報が指定できるようになりました。

  • URIによる閲覧制限

    • 閲覧可能なサイト

    • URIによる閲覧制限時に表示されるメッセージ

  • 期間による閲覧制限

    • 開始日時、または終了日時による閲覧制限

    • 日数による閲覧制限

    • 期間による閲覧制限時に表示されるメッセージ

  • 閲覧制限時の動作

    • 文書を閉じる

    • ページをマスクする

マニュアルナビ

• List Creatorのオンラインマニュアルおよび帳票サンプルを検索/参照するためのツールを追加しました。マニュアルナビでは、List Creatorのオンラインマニュアルが目的別に分類されているため、必要なマニュアルや帳票サンプルが検索しやすくなりました。