ここでは、List Creator V9.3.1からList Creator V10.0.0への機能追加について説明します。
多言語対応
以下の言語に対応しました。なお、List Creatorが対応している言語については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の多言語帳票の運用に関する記事を参照してください。
タイ語
ベトナム語
チェコ語
日本語フォント以外の全角文字フォントに対応しました。
帳票表現力
グラフの系統名および項目名を、グラフデータファイルで指定できるようになりました。
フリーフレーム形式の場合、入力データの最後で改ページ/改フレーム直後に制御脚書き(CF)パーティションが出力される場合、制御脚書き(CF)パーティションの前に制御頭書き(CH)パーティションを出力するかどうかを指定できるようになりました。
フリーフレーム形式、および集計表形式の場合、制御頭書き(CH)パーティションをページの残り幅によって改ページ後に出力するかどうかを指定できるようになりました。
帳票出力
Solaris 11環境において、高信頼印刷機能以外の制限を解除しました。詳細はインストールガイドを参照してください。
入力データにUNICODE(UTF8)のデータを使用して、電子保存できるようになりました。連携するList WorksがUNICODEをサポートしているかどうかは、List Worksのオンラインマニュアルで確認してください。
List Creator Connectorから、Solaris版List Worksの帳票印刷配信機能と連携できるようになりました。
帳票定義情報に定義されている項目の属性情報を、帳票出力時に置き換えて出力できる「項目属性切替え機能」を追加しました。
帳票出力情報ファイルおよび帳票出力環境設定ファイルで、以下の指定ができるようになりました。
キーワード(説明) | 帳票出力情報ファイル | 帳票出力環境設定ファイル |
---|---|---|
CHECKPAPER(用紙の選択チェック指定) | ○ | ○ |
CHECKSUPLY(給紙方法の選択チェック指定) | ○ | ○ |
LWOLDPRINTSIDE(電子保存時の用紙切替え動作モード指定) | ○ | ○ |
GRAPHCOLORLEVEL(グラフ描画時の性能改善レベル指定) | ○ | ○ |
項目名ラベル付きデータを利用する場合、データの過不足があっても帳票を出力するモードを追加しました。
なお、本機能を有効にする場合、環境設定が必要です。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定コマンドの「項目名ラベル付きデータファイル内のデータ過不足検出時の動作」に関する記載を参照してください。
マルチフォーム出力の出力性能を改善するモードを追加しました。
なお、本機能を有効にする場合、環境設定が必要です。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定コマンドの「マルチフォーム出力の性能改善モードの動作」に関する記載を参照してください。
インストール
Webプラグインのインストール時、サイレントインストールができるようになりました。