FJcloud-O のスナップショット機能を利用して、OSをリストアする場合、以下の手順を実施してください。
注意
GLS を使用している場合、本節に記載されている手順でスナップショットからの OS リストアを行うと、リストア時に物理ネットワークのインタフェース設定ファイルが仮想サーバ作成時の初期状態に書き換わります。これにより、物理 NIC と GLS の仮想インタフェースの IP アドレスが重複し、仮想インタフェースの IP アドレスを使用している機能やアプリケーションが正常に動作できない可能性があります。
そのため、GLS を使用している場合は、以下の手順でスナップショットを取得してください。
【スナップショット取得手順】
GLS で使用している物理ネットワークのインタフェース設定ファイルをバックアップします。
例:
# cp /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1 /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1.bak
RMS の自動起動を OFF にします。
# hvsetenv HV_RCSTART 0 # hvsetenv HV_RCSTART 0 ←「0」が出力されることを確認します
スナップショットを取得する仮想サーバを停止します。
スナップショットを取得します。
仮想サーバを起動後、RMS を起動し自動起動を ON にします。
RMS の起動:
# hvcm -s <スナップショットを取得した仮想サーバのSysNode名>
RMS の自動起動 ON:
# hvsetenv HV_RCSTART 1 # hvsetenv HV_RCSTART 1 ←「1」が出力されることを確認します