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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6<Cloud Services 編>
FUJITSU Software

6.3 スナップショット機能によるOSリストア手順

FJcloud-O のスナップショット機能を利用して、OSをリストアする場合、以下の手順を実施してください。

注意

GLS を使用している場合、本節に記載されている手順でスナップショットからの OS リストアを行うと、リストア時に物理ネットワークのインタフェース設定ファイルが仮想サーバ作成時の初期状態に書き換わります。これにより、物理 NIC と GLS の仮想インタフェースの IP アドレスが重複し、仮想インタフェースの IP アドレスを使用している機能やアプリケーションが正常に動作できない可能性があります。

そのため、GLS を使用している場合は、以下の手順でスナップショットを取得してください。

【スナップショット取得手順】

  1. GLS で使用している物理ネットワークのインタフェース設定ファイルをバックアップします。

    例:

    # cp /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1 /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1.bak
  2. RMS の自動起動を OFF にします。

    # hvsetenv HV_RCSTART 0
    # hvsetenv HV_RCSTART
    0 ←「0」が出力されることを確認します
  3. スナップショットを取得する仮想サーバを停止します。

  4. スナップショットを取得します。

  5. 仮想サーバを起動後、RMS を起動し自動起動を ON にします。

    RMS の起動:

    # hvcm -s <スナップショットを取得した仮想サーバのSysNode名>

    RMS の自動起動 ON:

    # hvsetenv HV_RCSTART 1
    # hvsetenv HV_RCSTART
    1 ←「1」が出力されることを確認します