FJcloud-O 環境では、同一アベイラビリティゾーン(以降、AZ)内に構築された仮想サーバ上でPRIMECLUSTERを使用することができます。仮想サーバ間のデータ引継ぎには、Global Disk Services(以降、GDS)のサーバ間ミラーリングを使用します。
PRIMECLUSTERを使用することにより、オートスケール機能やオートフェイルオーバ機能に比べ、以下の利点があります。
仮想サーバ異常発生時、待機系VMもOS起動状態から切り替えるため、運用系の仮想サーバから待機系の仮想サーバへの切替えが短時間
業務アプリケーションの監視を行うことで、業務アプリケーションの異常発生時に待機系の仮想サーバへの切替えが可能
図1.1 FJcloud-O 環境でのクラスタシステム
参照
FJcloud-O の詳細については、“FJcloud-O IaaS ポータルユーザーズガイド”、“FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FJcloud-ベアメタル機能説明書”、“FJcloud-O IaaS APIリファレンス”を参照してください。