カラムナデータベースの動作環境に関するパラメーターについて説明します。
表2.2 symfoas.cfgのパラメーター一覧パラメーター名 | 説明 | 省略値 |
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-iqnumbercpus | カラムナテーブルを操作する際に利用可能とするCPU 数を1~512の間で指定します。 本パラメーターは、以下の場合にCPUコア数を指定します。 利用可能な CPUコア数より大きな値を指定すると、パフォーマンスに影響する可能性があります。
| (CPUの総数) |
-iqmc | カラムナテーブルのメインデータのバッファキャッシュサイズを MB 単位で指定します。 サイズ値は、単位なしで指定してください。 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。 マシンの物理メモリを増設した際に、この値を増加させることでカラムナテーブル割当てメモリ量を増やすことが可能です。
| 64MB |
-iqtc | カラムナテーブルの一時データのバッファキャッシュサイズを MB単位 で指定します。 サイズ値は、単位なしで指定してください。 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。 マシンの物理メモリを増設した際に、この値を増加させることでカラムナテーブル割当てメモリ量を増やすことが可能です。
| 64MB |
-c | 当社技術員より、サポートのために設定変更を依頼することがあります。 | Windows 32MB Linux 48MB |
-iqlm | カラムナテーブルが一時的に使用するために、オペレーティングシステムに対して動的に要求できるメモリの最大量を MB 単位で指定します。 サイズ値は、単位なしで指定してください。 一部のロード操作では、デフォルトの2048MBよりも多くのメモリが必要になることがあります。 この場合、本パラメーターを指定してカラムナテーブルがOSに動的に要求できるメモリの量を増やしてください。 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。
| 2048MB |
-iqgovern | | 2×numCPU+10 |
-iqmt | | (自動計算) |
-gm | | (なし) |
-gn | | 10 |
-iqmsgnum | | 0 |
-iqmsgsz | | 0 (無制限) |
-o | | 必ず指定してください |
-oe | | 必ず指定してください |
-on | カラムナデータベースのサーバメッセージログファイルの最大サイズを指定します。 単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ、k, m, gのいずれかを使用してください。 最小のサイズ制限は10KBです。 ログファイルが指定された最大サイズに達すると、自動的に現在のファイルが拡張子.oldに変更され、元の名前を持つ新しいファイルが開始されます。
| 無制限 |
-zn | | 0 |
-zo | | 無効 |
-zr | | 無効 |
-zs | SQLログファイルの最大ファイルサイズを指定します。 単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ、k, m, gのいずれかを使用してください。 -zs 0を指定した場合は、SQLログファイルの最大サイズは適用されず、名前は変更されません。(デフォルト) カラムナテーブルに対するクエリで問題が発生した場合、調査のために必須となる資料であるため、設定を推奨します。
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