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Symfoware Analytics ServerV12.3.x 利用ガイド
FUJITSU Software

2.6.3 カラムナデータベースの動作環境に関するパラメーター

カラムナデータベースの動作環境に関するパラメーターについて説明します。

表2.2 symfoas.cfgのパラメーター一覧

パラメーター名

説明

省略値

-iqnumbercpus

  • カラムナテーブルを操作する際に利用可能とするCPU 数を1~512の間で指定します。

  • 本パラメーターは、以下の場合にCPUコア数を指定します。

    • Intel の CPU を搭載したハイパースレッディングが有効になっているマシンで、利用可能な実際のCPUコア数を指定します。

    • カラムナテーブルの操作に割り当てられるCPUコア数を制限したい場合に指定します。

  • 利用可能な CPUコア数より大きな値を指定すると、パフォーマンスに影響する可能性があります。

(CPUの総数)

-iqmc

  • カラムナテーブルのメインデータのバッファキャッシュサイズを MB 単位で指定します。

  • サイズ値は、単位なしで指定してください。

  • 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。

  • マシンの物理メモリを増設した際に、この値を増加させることでカラムナテーブル割当てメモリ量を増やすことが可能です。

64MB

-iqtc

  • カラムナテーブルの一時データのバッファキャッシュサイズを MB単位 で指定します。

  • サイズ値は、単位なしで指定してください。

  • 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。

  • マシンの物理メモリを増設した際に、この値を増加させることでカラムナテーブル割当てメモリ量を増やすことが可能です。

64MB

-c

当社技術員より、サポートのために設定変更を依頼することがあります。

Windows 32MB

Linux 48MB

-iqlm

  • カラムナテーブルが一時的に使用するために、オペレーティングシステムに対して動的に要求できるメモリの最大量を MB 単位で指定します。

  • サイズ値は、単位なしで指定してください。

  • 一部のロード操作では、デフォルトの2048MBよりも多くのメモリが必要になることがあります。 この場合、本パラメーターを指定してカラムナテーブルがOSに動的に要求できるメモリの量を増やしてください。

  • 原則として、利用可能な総物理メモリの3分の1の値を設定してください。

2048MB

-iqgovern

  • カラムナデータベースに対して同時に実行できるクエリの数を指定します。

  • 当社技術員より、サポートのために設定を依頼することがあります。

2×numCPU+10

-iqmt

  • カラムナテーブルの操作に利用するスレッド数を指定します。

  • 当社技術員より、サポートのために設定を依頼することがあります。

(自動計算)

-gm

  • カラムナデータベースへの同時接続数を指定します。

  • 原則として、max_connections+20を指定します。

  • 当社技術員より、サポートのために設定変更を依頼することがあります。

(なし)

-gn

  • カラムナテーブルの操作に利用する実行スレッドの数を指定します。

  • -gmの1.5倍の値を指定します。

10

-iqmsgnum

  • カラムナデータベースのメッセージログファイルのアーカイブ数を指定します。

  • 指定できる値は整数0~64です。

0

-iqmsgsz

  • カラムナデータベースのメッセージログの最大サイズをMB単位で指定します。

  • 指定できる値は整数0~2047です。

0 (無制限)

-o

  • カラムナデータベースのサーバメッセージログファイルの出力先を指定します。

  • ファイル名の最後に.logを付けないでください。

必ず指定してください

-oe

  • カラムナデータベースのエラーログファイルの出力先を指定します。

  • ファイル名の最後に.logを付けないでください。

必ず指定してください

-on

  • カラムナデータベースのサーバメッセージログファイルの最大サイズを指定します。

  • 単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ、k, m, gのいずれかを使用してください。

  • 最小のサイズ制限は10KBです。

  • ログファイルが指定された最大サイズに達すると、自動的に現在のファイルが拡張子.oldに変更され、元の名前を持つ新しいファイルが開始されます。

無制限

-zn

  • SQLログファイルのアーカイブ数を指定します。

  • (-zsが設定されている場合有効になります)

  • カラムナテーブルに対するクエリで問題が発生した場合、調査のために必須となる資料であるため、設定を推奨します。

0

-zo

  • SQLログファイルの出力先を指定します。

  • SQLログファイル出力は、-zrオプションを使用すると有効になります。

  • カラムナテーブルに対するクエリで問題が発生した場合、調査のために必須となる資料であるため、設定を推奨します。

無効

-zr

  • SQLログファイルの出力を有効にします。

  • 以下のように設定を行います。
    -zr SQL

  • カラムナテーブルに対するクエリで問題が発生した場合、調査のために必須となる資料であるため、設定を推奨します。

無効

-zs

  • SQLログファイルの最大ファイルサイズを指定します。

  • 単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ、k, m, gのいずれかを使用してください。

  • -zs 0を指定した場合は、SQLログファイルの最大サイズは適用されず、名前は変更されません。(デフォルト)

  • カラムナテーブルに対するクエリで問題が発生した場合、調査のために必須となる資料であるため、設定を推奨します。

0