DWHサーバのリストア手順について説明します。
注意
コマンドの実行ユーザーに注意して手順を実施してください。
DWHサーバのリストア手順
DWHサーバの停止
symasstopコマンドでDWHサーバを停止します。
データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリの復元
退避していたデータベースのバックアップデータ格納先ディレクトリをコピーして復元します。カラムナテーブルに格納されたデータ以外のデータベース資源の復元できる時点が、バックアップ時点に変更されます。
symasrestoreコマンドの実行
スーパーユーザーでsymasrestoreコマンドを実行して、DWHサーバの資源を復元します。symasrestoreコマンドの実行時に、symasbackupコマンドで採取したバックアップを指定します。
参照
symasrestoreコマンドの詳細は“リファレンス”の“symasrestore”を参照してください。
DWHサーバの停止
symasstopコマンドでDWHサーバを停止します。
symascolumnresコマンドの実行
DWHサーバ管理者ユーザーでsymascolumnresコマンドを実行して、カラムナ資源のバックアップデータファイルをリストアします。
参照
symascolumnresコマンドの詳細は“リファレンス” の“symascolumnres”を参照してください。
注意
symasrestoreコマンドは、カラムナテーブルのデータのリストアを行いません。カラムナテーブルのデータをリストアするには、symascolumnresコマンドを実行してください。
リストア元ディレクトリには、symasbackupコマンドでバックアップ先に指定したディレクトリを指定してください。
リストアはDWHサーバが停止した状態で実行してください。DWHサーバが起動状態でリストアを実行すると失敗します。
symasrestoreコマンドなどのSymfoware Analytics Serverコマンドの実行中にsymasrestoreコマンドを実行しないでください。
すでにアンセットアップ済み、またはセットアップ未実施の場合、symasrestoreコマンドを実行しないでください。
参照
psqlコマンドの詳細は、“PostgreSQL文書”の“psql”を参照してください。
データ蓄積機能のリストアの詳細は、“Symfoware Analytics Server (Operational Data Store編) 運用ガイド”の“バックアップ・リカバリ”を参照してください。