項目属性の種別と結合定義の種別
結合定義に使用する項目の項目属性は、その項目を使用する結合定義の種別に合わせて設定してください。
結合定義の種別は、以下の2種類があります。
n個の重複を許すデータに対して、各値の付帯情報を別テーブル(マスタテーブル)から参照参照する場合に使用します。
n:1結合では、結合元(n側)の項目を「コード」、結合先(1側)の項目を「プライマリキー」になるように項目属性を設定してください。
なお、結合元の項目属性は、「コード」以外に「プライマリキー」または「時間」でも問題ありません。
同じ一意の値を持つ項目が存在する複数のテーブルを、1つのテーブルとして使いたい場合に使用します。
1:1結合では、各テーブルの結合項目が「ユニークコード」になるように項目属性を設定してください。
結合種別とレイアウト表示形式
[レイアウト指定]画面の[データ項目]リストボックスでは、結合種別の違いにより、結合先テーブルの項目の出力形式が異なります。
データの一意性の保証について
結合定義に使用する「プライマリキー」、「ユニークコード」の項目は、格納されるデータの一意性(すべてのデータの値が異なる)が保証されている必要があります。
一意性が保証されていない場合は、問い合わせ結果が期待したものにならない場合があります。
結合定義に使用可能な項目属性の組み合わせについて
結合定義の項目として、組み合わせ可能な項目属性は、以下のとおりです。
結合元:ユニークコード → 結合先:ユニークコード
結合元:プライマリキー → 結合先:プライマリキー
結合元:コード → 結合先:プライマリキー
結合元:時間 → 結合先:プライマリキー
項目属性の組み合わせが許されない組み合わせに変更されている場合、Navigatorが正しく動作しない場合があります。結合定義に使用している項目属性を誤って変更しないように注意してください。