これまでに上記で追加した処理に対して、エラー処理を追加します。
返却コードにNAVI_ERRORが返却された場合は、何らかのエラーが発生したことを示しています。エラーが発生した場合、NaviGetErrorCode を呼び出してエラーの詳細コードを取得することができます。また、NaviGetErrorMessage を呼び出して、NavigatorサーバまたはNavigator APIが出力したエラーメッセージを取得することができます。ただし、エラーメッセージは出力される場合とされない場合がありますのでご注意ください。
ここではNaviOpenSession にエラー処理を追加する説明をします。
関数が返却するコードについては、“第5章 プログラムインタフェース”を参照してください。
【例】
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Sub MyFunc()
Dim rc As Integer
Dim message As String
Dim errcode As Integer
Call NaviOpenSession (rc, "userid", "password", "server") ‘関数の呼び出し
If rc = NAVI_ERROR Then ‘エラー発生
Call NaviGetErrorMessage (rc, message) ‘エラーメッセージの取得
‘詳細コードに応じたメッセージを出力
‘APIから返却されたメッセージも補足情報として付加
Call NaviGetErrorCode (errcode) ‘詳細コードの取得
‘errcode : 詳細コード
If errcode = NAVI_ERROR_LOGON Then
MsgBox("ログオンに失敗しました" & Chr(10) & message)
ElseIf errcode = NAVI_ERROR_SERVERENV Then
MsgBox("Navigatorサーバの環境が正しくありません" & Chr(10) & message)
‘詳細コードに応じたメッセージを表示
Else
MsgBox("何らかのエラーが発生しました" & Chr(10) & message )
End If
End If
End Sub
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