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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

5.3.1 スキーマの非公開/公開

5.3.1.1 スキーマの非公開

一般利用者に公開しているスキーマの公開を、一時的に取り消します。スキーマ情報を削除しないで非公開の状態にしておくことにより、公開が可能になった段階で、スキーマを公開に戻すと関連する情報が使用可能となります。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたはスキーマ一覧でスキーマを選択します。

2.[編集]-[データの公開]-[非公開]メニューをクリックします。

→スキーマが非公開にされます。

注意

  • スキーマを非公開にすると、スキーマに含まれるテーブルおよび項目も同時に非公開となります。
    また、次の定義情報は、スキーマを再び公開するまで無効になります。

    • スキーマに含まれるテーブルとの結合関係の定義

    • スキーマに含まれるテーブルの項目を使用した演算式の定義

    • スキーマに含まれる管理ポイントの定義

  • Navigator Serverで、辞書出口モジュールによる公開/非公開情報の設定を指定している場合、ここで説明している非公開/公開の設定は無視され、辞書出口モジュールの返却情報だけに従って、公開/非公開が決定されます。辞書出口モジュールの詳細は、“セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

エンタープライズ辞書の運用を行う場合には、グループ単位でスキーマの公開/非公開を設定することができます。ただし、設定できるのは全社管理者に限られます。操作の流れは以下のとおりです。

操作の流れ

1.[詳細設定]画面を起動します。

メイン画面のツリービューまたはスキーマ一覧で「非公開」に設定するスキーマを選択し、[編集]-[データの公開]-[詳細設定]メニューをクリックします。

→[詳細設定]画面が表示されます。

選択されているスキーマがすべてのユーザに対して非公開とされている場合は、[詳細設定]メニューは使用できません。

2.公開状態を確認します。

「公開状態一覧」には、サーバ(エンタープライズ辞書)に登録されているグループ名の一覧が表示されています。各グループの公開状態は、その右側のチェックボックスで表示されます。

チェックされている場合は公開されていることを示します。

3.公開状態を設定します。

「公開状態一覧」から公開状態を変更するグループに対して、[公開]チェックし、チェック状態を切り替えることができます。

選択中のグループの親情報(テーブルの場合はスキーマ、項目の場合はスキーマおよびテーブル)が非公開の場合は、チェックボックスは使用できません。

4.設定内容を保存します。

[OK]ボタンをクリックし、公開状態を辞書に登録します。

[詳細設定]画面

5.3.1.2 スキーマの公開

データベースのスキーマを一般利用者が利用可能な状態にします。
一般利用者がデータベースのデータを利用するためには、データベースが公開されている必要があります。

エンタープライズ辞書の運用を行う場合には、[詳細設定]画面によってグループ単位でスキーマの公開/非公開を設定することができます。ただし、全社管理者の場合に限られます。“5.3.1.1 スキーマの非公開”を参照してください。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたはスキーマ一覧でスキーマを選択します。

2.[編集]-[データの公開]-[公開]メニューをクリックします。

→スキーマが公開されます。