演算項目の演算式を変更します。
操作の流れ
1.メイン画面の項目一覧で演算項目を選択します。
2.[編集]-[演算項目の変更]メニューをクリックします。
→以下の演算項目画面が表示されます。
数値演算画面: “5.1.2.1 数値演算”
文字演算画面: “5.1.2.2 文字演算”
時間演算画面: “5.1.2.3 時間演算”
拡張演算画面: “5.1.2.4 拡張演算”
3.演算式を変更して、[OK]ボタンをクリックします。
→辞書のテーブルの演算項目の演算式が変更されます。
ここでの説明は、[数値演算]画面の表示されている状態から説明しています。
操作の流れ
1.数値型演算式を変更します。
次の操作を組み合わせて、[演算式]入力フィールドの演算式を変更します。
部分消去
消去したい位置にカーソルを位置付け(当該位置をクリック)て、部分消去します。
データ項目の引用
[項目一覧]リストの当該位置を選択し、[項目]ボタンをクリックすることにより、[演算式]入力フィールドのカーソル位置に転記することができます。
演算記号と括弧の引用
画面の演算記号ボタンをクリックすることにより、演算記号(+、-、×、÷)と括弧が[演算式]入力フィールドのカーソル位置に転記されます。なお、「×」は、[演算式」入力フィールドでは「*」、「÷」は「/」で表現されます。
2. [OK]ボタンをクリックします。
→辞書の演算式が変更されます。
ここでの説明は、[文字演算]画面が表示されている状態から説明しています。
操作の流れ
1.文字型演算式を変更します。
次の操作を組み合わせて、[演算式]入力フィールドの演算式を変更します。
部分消去
消去したい位置にカーソルを位置付け(当該位置をクリック)て、部分消去します。
すべての文字列の抽出
データ項目のすべての文字列を結合する場合は、該当データ項目をクリックし、次に[すべて抽出]ボタンをクリックします。[すべて抽出]ボタンのクリックにより、[演算式]入力フィールドのカーソル位置に該当データ項目名が転記されます。
特定部分の文字列の抽出
データ項目の特定部分の文字列を結合する場合は、該当データ項目をクリックし、次に[部分抽出]ボタンをクリックします。
[部分抽出]ボタンのクリックにより、[部分抽出]画面が表示されます。[部分抽出] 画面では、項目名とデータ型が表示されています。またデフォルトで開始位置と文字数を1とした演算式が表示されています。
開始位置と文字数に数値を入力すると演算式に反映されます。開始位置と文字数が定義長を超えないように注意してください。
部分抽出の元となる項目のサンプル値を表示したいときには[サンプル表示]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンのクリックにより、[文字演算]画面に戻ります。
[演算式]入力フィールドのカーソル位置に該当データ項目名が「SUBSTRING(該当データ項目名、開始位置、文字数)」の形で転記されます。
演算記号の引用
[||]ボタンをクリックすることにより、連結演算子が[演算式]入力フィールドのカーソル位置に転記されます。
2. [OK]ボタンをクリックします。
→辞書の演算式が変更されます。
ここでの説明は、[時間演算]画面が表示されている状態から説明しています。
操作の流れ
1.演算の方法を変更します。
[演算]コンボボックスで、経過時間の演算の方法を選択します。
演算の方法には以下があります。なお、経過時間には、年数、月数、日数の3種類があります。
当月基準日(時間情報で設定)から項目までの経過時間
演算基準日(時間情報で設定)から項目までの経過時間
システム日付から項目までの経過時間
指定した固定日付から項目までの経過時間
項目から当月基準日までの経過時間
項目から演算基準日までの経過時間
項目からシステム日付までの経過時間
項目から固定日付までの経過時間
当月基準日から項目までの経過時間
基準となる項目と対象となる項目までの経過時間
2.時間の演算で使用する項目を変更します。
[項目一覧]で使用するデータ項目をクリックした後に、[項目]ボタンをクリックし、データ項目を[項目]に複写します。
3.時間の演算項目で使用する基準日を変更します。
固定の日付を選択した場合は、[基準日]コンボボックスの下に表示される[年月日]に日付を指定します。
4. [OK]ボタンをクリックします。
→辞書の時間の演算式が変更されます。
ここでの説明は、[拡張演算]画面が表示されている状態から説明しています。
操作の流れ
1.演算式を変更します。
演算式を[演算式]入力フィールドに入力します。
演算式には、それぞれのデータベースの組み込み関数を直接記述します。記述形式は、それぞれのデータベースの規約にしたがいます。
演算式に項目名を引用する場合は、表示されている[項目一覧]から選択してください。[項目一覧]に表示されている項目以外は使用できません。項目名は自動的にNavigatorで生成される相関名で修飾されます。自動的に生成する相関名は編集しないでください。
演算式に項目名を引用する場合、項目名を二重引用符(“)で囲む指定はできません。
演算項目のデータ型を選択します。
[自動設定]を選択した場合は、演算項目のデータ型は[演算式]入力フィールドに入力されている演算式をDBMSが解析した結果の型になります。初期状態は前回設定したデータ型が表示されます。
選択できるデータ型、桁数、小数桁数は、使用するDBMSによって異なります。各DBMSの選択できるデータ型は以下のようになります。
注意
グループ関数(SUM、AVG、MAXなど)は使用できません。また、Navigatorで扱えないデータ型の項目を使用した演算式、および演算結果が、Navigatorで扱えないデータ型になる演算式は定義できません。
データ型に「自動設定」以外を選択する場合、CAST式やSUBSTRING関数などを使用して、演算式の結果が選択したデータ型の範囲に収まるようにしてください。選択したデータ型に収まらないデータが存在する場合、意図しない問い合わせ結果になるため、注意が必要です。
Symfoware Serverの場合
データ型 | 桁数 | 小数桁数 |
---|---|---|
CHARACTER | 1~32000 | - |
VARCHAR | 1~32000 | - |
MCHARACTER | 1~16000 | - |
NVARCHAR | 1~16000 | - |
INTEGER | - | - |
SMALLINT | - | - |
DECIMAL | 1~18 | 0~桁数以下 |
NUMERIC | 1~18 | 0~桁数以下 |
FLOAT | - | - |
-:桁数、または小数桁数の指定は不要です。
指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。
Oracleの場合
データ型 | 桁数 | 小数桁数 |
---|---|---|
CHARACTER | 1~2000 | - |
VARCHAR | 1~4000 | - |
MCHARACTER | 指定不可 | 指定不可 |
NVARCHAR | 指定不可 | 指定不可 |
INTEGER | 指定不可 | 指定不可 |
SMALLINT | 指定不可 | 指定不可 |
DECIMAL | 1~38 | 0~桁数以下 |
NUMERIC | 指定不可 | 指定不可 |
FLOAT | - | - |
-:桁数、または小数桁数の指定は不要です。
指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。
SQL Serverの場合
データ型 | 桁数 | 小数桁数 |
---|---|---|
CHARACTER | 1~8000 | - |
VARCHAR | 1~8000 | - |
MCHARACTER | 指定不可 | 指定不可 |
NVARCHAR | 指定不可 | 指定不可 |
INTEGER | - | - |
SMALLINT | - | - |
DECIMAL | 1~38 | 0~桁数以下 |
NUMERIC | 1~38 | 0~桁数以下 |
FLOAT | - | - |
-:桁数、または小数桁数の指定は不要です。
指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。
ODBCの場合
データ型 | 桁数 | 小数桁数 |
---|---|---|
CHARACTER | 1~32000 | - |
VARCHAR | 1~32000 | - |
MCHARACTER | 指定不可 | 指定不可 |
NVARCHAR | 指定不可 | 指定不可 |
INTEGER | - | - |
SMALLINT | - | - |
DECIMAL | 1~38 | 0~桁数以下 |
NUMERIC | 1~38 | 0~桁数以下 |
FLOAT | - | - |
-:桁数、または小数桁数の指定は不要です。
指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。
Postgresの場合
データ型 | 桁数 | 小数桁数 |
---|---|---|
CHARACTER | 1~32000 | - |
VARCHAR | 1~32000 | - |
MCHARACTER | 指定不可 | 指定不可 |
NVARCHAR | 指定不可 | 指定不可 |
INTEGER | - | - |
SMALLINT | - | - |
DECIMAL | 1~38 | 0~桁数以下 |
NUMERIC | 指定不可 | 指定不可 |
FLOAT | - | - |
-:桁数、または小数桁数の指定は不要です。
指定不可:選択できないデータ型です。[データ型]リストボックスには表示されません。
2.[OK]ボタンをクリックします。
→辞書の拡張演算項目が変更されます。
注意
拡張演算項目の変更時の注意については、“3.5.2.4 拡張演算”の“注意”を参照してください。