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Interstage Navigator ServerV9.6.0 Martbuilderユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1.2 操作の流れ

データマート生成(Symfoware/RDBに出力)は、以下の手順で行います。

  1. データの問い合わせ・集計

  2. メニューの選択

  3. データマートの情報の指定

  4. データマートの出力

データの問い合わせ・集計

Navigatorクライアントを起動して、問い合わせ表を作成します。

メニューの選択

[データマート生成]メニューの[Symfoware/RDBに出力]を実行します。

データマートの情報の指定

[Symfoware/RDBに出力]を実行すると、[データマート生成(Symfoware/RDB)]画面が表示されます。ここで、出力するデータマートの情報を指定します。

注意

[辞書を自動設定する]がチェックされており、出力しようとしているテーブルの情報がすでに辞書上に存在する場合は、いずれのオプションを選択した場合でも、各項目情報について、データ型(Navigator 内部のデータ型)、および桁数の比較を行い、差異のある場合は、エラーメッセージが表示されます。


(1)

データベース

データマートを作成する先のデータベース名を、[データベース]フィールドのコンボボックスから選択します。

コンボボックスには、使用できるデータベースの一覧が表示されます。

データベースを選択すると、そのデータベースに定義されている(2)データベーススペース、および(4)スキーマ一覧が更新されます。

データを出力するデータベースはあらかじめ作成しておく必要があります。

(2)

データベーススペース

データマートを作成する先のデータベーススペース名を、データベーススペース一覧上で選択します。

リストボックスには、(1)で選択されたデータベースで定義されているデータベーススペースの一覧が表示されます。

データベーススペースの選択は、リストボックス上のデータベーススペース名の左側のチェックボックスをオンにします。

1つのデータベーススペースを選択してください。

データを出力するためのデータベーススペースは、あらかじめ作成しておく必要があります。

(3)

スキーマ

データマートを作成する先のスキーマ名を指定します。(4)のスキーマ一覧からスキーマを選択すると、[スキーマ]フィールドに選択されたスキーマ名が表示されます。[スキーマ]フィールドに直接スキーマ名を入力することもできます。スキーマ一覧に表示されていないスキーマを指定した場合には、データマート作成時に、スキーマを新規作成します。

(4)

スキーマ一覧

(1)で選択されたデータベース上に存在するスキーマの一覧が表示されます。スキーマ一覧からスキーマを選択すると、(3)の[スキーマ]フィールドに選択されたスキーマが表示されます。また、(6)のテーブル一覧に、選択されたスキーマ上に存在するテーブルの一覧が表示されます。

(5)

テーブル

データマートのテーブル名を指定します。(6)のテーブル一覧からテーブルを選択すると、[テーブル]フィールドに選択されたテーブル名が表示されます。[テーブル]フィールドに直接テーブル名を入力することもできます。テーブル一覧に表示されていないテーブルを指定した場合には、データマート作成時に、テーブルを新規作成します。

(6)

テーブル一覧

(4)で選択されたスキーマ上に存在するテーブルの一覧が表示されます。テーブル一覧からテーブルを選択すると、(5)の[テーブル]フィールドに選択されたテーブルが表示されます。

(7)

Symfoware/RDBのテーブルを出力する

データをテーブルに直接出力する場合に選択します。

(8)

辞書を自動設定する

出力したテーブルの[データベースの公開範囲の設定]を自動的に行う場合にチェックします。

(9)

CSVファイルを出力する

データをテーブルに出力せず、CSVファイルとして出力する場合に選択します。
詳細は“6.2.5 Symfoware/RDBにデータマートを作成する場合の実行ファイルについて”を参照してください。

(10)

DDL制御文を出力する

CSVファイルに出力する場合に、テーブルを作成するためのDDL制御文を同時に出力する場合にチェックします。
詳細は“6.2.5 Symfoware/RDBにデータマートを作成する場合の実行ファイルについて”を参照してください。

(11)

SEQUENTIAL

テーブルの新規作成の場合、格納構造をSEQUENTIALで作成する場合に選択します。格納構造の詳細についてはSymfoware/RDBのマニュアルを参照してください。

(12)

STRIPE

このオプションは選択しません。必ずSEQUENTIALを選択してください。

(13)

新規にテーブルを作成する

テーブルを新規作成します。

(14)

テーブルを削除し再作成する

既存のテーブルを削除し、テーブルを作成し直します。

(15)

データを置き換える

  • [テーブル削除を行うか自動判定]がチェックされていない場合
    既存のテーブルに格納されているデータを一度クリアし、データを格納し直します。

  • [テーブル削除を行うか自動判定]がチェックされている場合
    テーブルが存在していない場合、新規にテーブルを作成します。テーブルが既存の場合は、指定された既存テーブルと出力しようとしているテーブルの各項目の属性を調査し(※)、異なっているところがあれば、一度既存テーブルを削除してからテーブルを作成し直します。異なっているところがなければ、既存テーブルの表定義はそのままとし、データだけを格納し直します。

(16)

データを追加する

  • [追加前に項目の属性をチェック]がチェックされていない場合
    既存のテーブルにデータを追加します。

  • [追加前に項目の属性をチェック]がチェックされている場合
    指定された既存テーブルと出力しようとしているテーブルの各項目の属性を調査し(※)、異なっているところがなければ既存テーブルにデータを追加します。

※次の比較が行われます。

項目数、項目名、データ型(桁数を含む)、Null値(許す/許さない)。サイズ的に格納可能であれば、データ型によっては桁数の差異は無視される場合もあります。

データマートの出力

[OK]ボタンをクリックして、表示されている内容で、Symfoware/RDBにデータマートを出力します。

[キャンセル]ボタンをクリックすると、データマートの出力は中止されます。