データマートを生成する際に、DDL制御文やCSVファイル、およびDDL制御文実行用の実行ファイルが辞書の管理者のホームディレクトリに自動的に生成されます。
データマート生成中にデータベーススペースの不足などの不測の原因により処理が中断した場合、これらのファイルは削除されません。原因を追求後、これらのファイルを直接使用してデータマートの生成を完了することが可能です。Navigatorクライアント、またはマートバッチを再実行する必要はありません。
ただし、これらのファイルでは辞書の設定はできません。
なお、次にNavigatorのデータマート生成機能を使用して同じスキーマ名、テーブル名でデータマートを生成した場合は、これらのファイルは自動的に削除されます。(RN_MART_ASCII_FILENAME環境変数を指定した場合は、これらのファイルは自動的に削除されません。詳細は、“6.1.13 実行ファイル名の変更について”を参照してください。)
作成されるファイルは、以下のとおりです。
スキーマ名_テーブル名.csv | CSV形式のデータが格納されるファイルです。 |
スキーマ名_テーブル名.sysin | DDL制御文が格納されるファイルです。 |
| テーブルを作成するためのユーティリティを実行するためのバッチファイルです。 |
注意
これらファイル名は、RN_MART_ASCII_FILENAME環境変数によって変更することができます。詳細は、“6.1.13 実行ファイル名の変更について”を参照してください。