ポイント
アップグレードインストールを行う前に、システムをバックアップすることを推奨します。
バックアップを採取しておくと、アップグレードインストール中に異常が発生した場合にバックアップからシステムを復元(リストア)することで、アップグレードインストール前の状態に戻すことができます。
作業を行うサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。
アップグレードインストールを行うサーバのディスクに、アップグレードインストールに必要な容量(100MB)が空いていることを確認します。
アップグレードインストールに必要な容量が空いていない状態でアップグレードインストールを実行した場合、以下のメッセージが出力され、インストールがエラー終了します。インストールに必要な空き容量を確保してから、アップグレードインストールを再実行してください。
出力メッセージ(インストール先ディレクトリが/optの場合):
ERROR:Disk /opt has an insufficient free space. Please execute it again after increasing the disk area.
「C.8 AdvancedCopy Manager Copy Control Module 16.xのマネージャー機能のアップグレードインストール手順(Solaris版、Linux版)」を参照して、アップグレードインストールを実施してください。本作業が終了したら運用を再開できます。
ポイント
アップグレードインストールが異常終了した場合は、アップグレードインストールに失敗する原因を取り除いたあと、インストールシェルの実行から再実行してください。