以上で、Storage Cruiserマネージャーのアップグレード作業は終了です。運用を再開できます。
ただし、Linux環境でアップグレードと同時にSELinuxの設定を"enforcing"に変更する場合、本バージョンレベルの『導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」の章にある以下の箇所を参照して、snmptrapd用SELinuxポリシーモジュールのインストールを実施してから、運用を再開してください。
「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」>「SNMPトラップの設定」>「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」>「SNMPトラップデーモン用SELinuxポリシーモジュールのインストール」
注意
アップグレード前と同じWebブラウザーを使用して、Webコンソールを操作する場合は、Webブラウザーのキャッシュを削除してから操作してください。
参考
アップグレード後、障害管理で利用するSNMP通信プロトコルをSNMPv1からSNMPv3に変更する場合は、本バージョンレベルの『Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理サーバのSNMP通信プロトコルの変更」を参照して、運用環境を設定してください。
アップグレード後、以下の装置に対する障害管理や性能監視を利用する場合は、一旦装置削除をしたあと、自動検出で装置を再登録してください。
PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)
CFX2000 series
登録方法は、本バージョンレベルの『Storage Cruiser 運用ガイド』の「CFX2000 series」を参照してください。