以上で、Linux版Expressマネージャーのアップグレード作業は終了です。運用を再開できます。
ただし、アップグレードと同時にSELinuxの設定を"enforcing"に変更する場合、本バージョンレベルの『導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」の章にある以下の箇所を参照して、snmptrapd用SELinuxポリシーモジュールのインストールを実施してから、運用を再開してください。
「Expressマネージャーのセットアップ」>「SNMPトラップの設定」>「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」>「SNMPトラップデーモン用SELinuxポリシーモジュールのインストール」
注意
アップグレード前と同じWebブラウザーを使用して、Webコンソールを操作する場合は、Webブラウザーのキャッシュを削除してから操作してください。
参考
アップグレード後、障害管理で利用するSNMP通信プロトコルをSNMPv1からSNMPv3に変更する場合は、本バージョンレベルの『Express 運用ガイド』の「保守」の章にある以下の箇所を参照して、運用環境を設定してください。
「Expressマネージャー環境の変更(Linux環境)」の「SNMP通信プロトコルの変更」