付録K ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ

以下の場合は、ロールグループ設定ファイルのカスタマイズが必要です。

任意の名前を指定してETERNUS SFロールグループを作成する
スコープにユニバーサルが指定されたグループをETERNUS SFロールグループとして利用する

ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ手順は、以下のとおりです。

ETERNUS SF Managerを停止します。
- クラスタ運用でない場合
  1. [コントロールパネル]－[システムとセキュリティ]－[管理ツール]－[サービス]をクリックして、サービス画面を開きます。
  2. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[停止]ボタンをクリックします。
- クラスタ運用の場合
  フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを停止してください。
以下のファイルを編集します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で編集してください。
```
> $ENV_DIR\Common\etc\authentication\role_groups.conf
```
$ENV_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。
- 任意の名前を指定してETERNUS SFロールグループを作成する場合
  administrator_groupパラメーターに、Administratorロールを付与するグループ名(デフォルトは"ESFAdmin")を指定してください。
  monitor_groupパラメーターに、Monitorロールを付与するグループ名(デフォルトは"ESFMon")を指定してください。
```
administrator_group=Administratorロールグループ名
monitor_group=Monitorロールグループ名
```
- スコープにユニバーサルが指定されたグループをETERNUS SFロールグループとして利用する場合
  universal_scopeパラメーターに"enable"を指定してください。
```
universal_scope=enable
```
  参考
  スコープにユニバーサルが指定されたグループを利用しない場合は、universal_scopeパラメーターに"disable"を指定してください。なお、universal_scopeパラメーターのデフォルト値は"disable"です。
ETERNUS SF Managerを起動します。
- クラスタ運用でない場合
  1. [コントロールパネル]－[システムとセキュリティ]－[管理ツール]－[サービス]をクリックして、サービス画面を開きます。
  2. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"の「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。
  3. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[開始]ボタンをクリックします。
- クラスタ運用の場合
  フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを開始してください。