ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.6 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

G.1.3 仮想NIC方式のネットワーク設計

仮想NIC方式のシステムをクローニングする場合、複製先のシステムにおいて以下のIPアドレスを変更する必要があります。

クローニングを行う場合は、以下を参考にして、複製先のシステムに設定するIPアドレスを事前に決めておいてください。また、複製先のシステムを複製元のシステムと異なるネットワークに接続する場合は、接続先ネットワークのルータのIPアドレスを事前に確認しておいてください。

【設計例5:仮想NIC方式 - シングルシステム】

以下は“B.7.1 シングルシステムによる設定例”のHOST-A をクローニングする場合の設計例です。

変更するIPアドレス

複製元の値

複製先の値

HOST-A

仮想IPアドレス

sha0

192.168.80.1

192.168.180.1

HUB

192.168.80.100

192.168.80.101

192.168.180.100

192.168.180.101

【設計例6:仮想NIC方式 - クラスタシステム(1:1運用待機)】

以下は“B.7.3 クラスタシステムによる設定例(1:1運用待機)”のHOST-A、HOST-B をクローニングする場合の設計例です。

変更するIPアドレス

複製元の値

複製先の値

HOST-A

仮想IPアドレス

sha0

192.168.80.1

192.168.180.1

HUB

192.168.80.100

192.168.80.101

192.168.180.100

192.168.180.101

HOST-B

仮想IPアドレス

sha0

192.168.80.2

192.168.180.2

HUB

192.168.80.100

192.168.80.101

192.168.180.100

192.168.180.101

引継ぎ仮想インタフェース

sha0:65

192.168.80.3

192.168.180.3