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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.6 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

G.1.1 高速切替方式のネットワーク設計

高速切替方式のシステムをクローニングする場合、複製先のシステムにおいて以下のIPアドレスを変更する必要があります。

クローニングを行う場合は、以下の例を参考にして、複製先のシステムに設定するIPアドレスを事前に決めておいてください。

【設計例1:高速切替方式 - シングルシステム】

以下は“B.1.1 シングルシステムによる設定例”のHOST-A をクローニングする場合の設計例です。

変更するIPアドレス

複製元の値

複製先の値

HOST-A

仮想インタフェース

sha0

192.168.80.1

192.168.180.1

物理インタフェース

eth0

192.168.70.1

192.168.170.1

eth1

192.168.71.1

192.168.171.1

【設計例2:高速切替方式 - クラスタシステム(1:1運用待機)】

以下は“B.1.4 クラスタシステムによる設定例(1:1運用待機)”のHOST-A、HOST-B をクローニングする場合の設計例です。

変更するIPアドレス

複製元の値

複製先の値

HOST-A

仮想インタフェース

sha0

192.168.80.1

192.168.180.1

物理インタフェース

eth0

192.168.70.1

192.168.170.1

eth1

192.168.71.1

192.168.171.1

HOST-B

仮想インタフェース

sha0

192.168.80.2

192.168.180.2

物理インタフェース

eth0

192.168.70.2

192.168.170.2

eth1

192.168.71.2

192.168.171.2

引継ぎ仮想インタフェース

sha0:65

192.168.80.3

192.168.180.3