問い合わせの実行を中断したり、問い合わせ結果が0件の場合、問い合わせ結果には問い合わせのレイアウトだけが表示されます。
問い合わせレイアウトだけが表示される操作を、以下に示します。
問い合わせを実行しない
問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルする
問い合わせの実行を中断する
0件の問い合わせ
問い合わせを実行しない
通常は、問い合わせを実行してレポートの保存を行いますが、問い合わせを実行しないでレポートの保存を行うことができます。
問い合わせを実行しないで、レポートを保存する操作方法を以下に示します。
問い合わせを実行します。
→「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。
[いいえ]をクリックします。
→問い合わせのレイアウトだけが表示されます。
この状態での問い合わせは、以下の操作をすることができます。
問い合わせの再実行
問い合わせの再レイアウト
レポートの保存
表題・脚注の設定
条件の表示
項目のスタイル変更
データ項目に対するアラーム条件の設定
問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルする
問い合わせを実行し、処理の完了時に表示される、問い合わせ完了メッセージの列数や行数から判断し、結果のデータ読み込み処理を中断することができる機能です。この機能により、予想と違う問い合わせ結果を得た場合に、データ読み込み処理をキャンセルすることができ、ネットワークへの負担も軽減することができます。
問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルする操作方法を、以下に示します。
問い合わせを実行します。
→「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。
[はい]をクリックします。
サーバ側での問い合わせ処理が完了後、完了を通知するメッセージが表示されます。
→表の種類が、集計表・明細表の場合は、問い合わせ結果の「列数・行数」、明細データの場合は、問い合わせ結果の「行数」が情報として表示されます。
問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルするために、[キャンセル]ボタンをクリックします。
→サーバ側の問い合わせ結果は無効になり、問い合わせのレイアウトだけが表示されます。
[問い合わせ表]-[レイアウトの変更]メニューをクリックします。
→[レイアウトの指定]画面が表示されます。
問い合わせの内容に問題がないか確認します。必要に応じてレポートを修正し、再度問い合わせを実行します。
注意
[Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューで表示される[オプション]画面で、[画面]タブの[確認メッセージ]-[問い合わせ作成時に抑止する]を設定している場合、問い合わせ完了メッセージを受信できません。本機能を使用する際には、[問い合わせ作成時に抑止する]の設定を解除しておく必要があります。
問い合わせ処理中の実行を中断する
問い合わせ処理中に中断することができます。
実行中断は即座に行われない場合があります。Navigatorが集計処理を実行中の場合は、キャンセルを受け付けます。
問い合わせを実行します。
→「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。
[はい]をクリックします。
サーバ側での問い合わせの[処理]画面が表示されます。
[キャンセル]をクリックします。
→処理を中断するかを確認するメッセージが表示されます。
[はい]をクリック
→問い合わせの中断をします。
[いいえ]をクリック
→問い合わせを継続します。
0件の問い合わせ
読み込まれるデータが、システム管理者が設定した最大サイズを超えた場合は、問い合わせの結果が0件のレポートが表示されます。
0件の問い合わせ結果が表示された場合は、以下のように対処してください。
レポートのレイアウトを変更して、問い合わせ結果が読み込みデータ最大サイズ内に収まるようにしてください。なお、指定したレイアウトで問い合わせ表を作成する必要がある場合は、システム管理者へ読み込みデータ最大サイズが変更することができるか、問い合わせてください。
件数が最大サイズを超えた場合
データ件数を減らすようにレイアウト変更をします。以下に具体例を示します。
[レイアウトの指定]画面の[表側]フィールドにレイアウトされた管理ポイントの区分け内容を変更して、データ件数を減らします。
[レイアウトの指定]画面の「条件」フィールドにレイアウトされたデータ項目や、[表側]フィールドにレイアウトされた管理ポイントに対して条件を指定することで、データ件数を減らします。
バイト数が最大サイズを超えた場合
「件数が最大サイズを超えた場合」の方法に加えて、以下のような方法により、バイト数を減らすようにレイアウトを変更します。以下に具体例を示します。
[レイアウトの指定]画面の、[表頭]フィールドにレイアウトされた管理ポイントの区分け内容を変更して、データ件数を減らします。
[レイアウトの指定]画面の[表頭]フィールドにレイアウトされたデータや「表頭」フィールドにレイアウトされた管理ポイントをいくつか削除することで、データ列数を減らします。
[レイアウトの指定]画面の、[データ]フィールドにレイアウトされた管理ポイントをいくつか削除することで、データ列数を減らします。
複数ページで問い合わせを行っている場合は、ページを削除することによって、問い合わせ結果のサイズを縮小させることができます。
システム管理者は「読み込みデータ最大サイズ設定機能」の設定を変更することで、一般利用者の問い合わせに対応できます。
「読み込みデータ最大サイズ設定機能」は、以下の環境変数を設定することで変更できます。環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
RN_MAX_DATA_FUNC
RN_MAX_DATA_KBYTE
RN_MAX_DATA_NUMBER
レポートの項目名、項目の表示幅、およびデータの3桁の区切りを変更することもできます。変更は、項目を選択し、[問い合わせ表]-[項目のスタイル]メニューをクリックします。