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Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

4.15 問い合わせのレイアウトだけ表示する

問い合わせの実行を中断したり、問い合わせ結果が0件の場合、問い合わせ結果には問い合わせのレイアウトだけが表示されます。

問い合わせレイアウトだけが表示される操作を、以下に示します。

問い合わせを実行しない

通常は、問い合わせを実行してレポートの保存を行いますが、問い合わせを実行しないでレポートの保存を行うことができます。

問い合わせを実行しないで、レポートを保存する操作方法を以下に示します。

  1. 問い合わせを実行します。

    →「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。

  2. [いいえ]をクリックします。

    →問い合わせのレイアウトだけが表示されます。

    この状態での問い合わせは、以下の操作をすることができます。

    • 問い合わせの再実行

    • 問い合わせの再レイアウト

    • レポートの保存

    • 表題・脚注の設定

    • 条件の表示

    • 項目のスタイル変更

    • データ項目に対するアラーム条件の設定

問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルする

問い合わせを実行し、処理の完了時に表示される、問い合わせ完了メッセージの列数や行数から判断し、結果のデータ読み込み処理を中断することができる機能です。この機能により、予想と違う問い合わせ結果を得た場合に、データ読み込み処理をキャンセルすることができ、ネットワークへの負担も軽減することができます。

問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルする操作方法を、以下に示します。

  1. 問い合わせを実行します。

    →「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。

  2. [はい]をクリックします。

  3. サーバ側での問い合わせ処理が完了後、完了を通知するメッセージが表示されます。

    →表の種類が、集計表・明細表の場合は、問い合わせ結果の「列数・行数」、明細データの場合は、問い合わせ結果の「行数」が情報として表示されます。

    問い合わせ結果のデータ読み込み処理をキャンセルするために、[キャンセル]ボタンをクリックします。

    →サーバ側の問い合わせ結果は無効になり、問い合わせのレイアウトだけが表示されます。

  4. [問い合わせ表]-[レイアウトの変更]メニューをクリックします。

    →[レイアウトの指定]画面が表示されます。

    問い合わせの内容に問題がないか確認します。必要に応じてレポートを修正し、再度問い合わせを実行します。

注意

[Navigator Windowsクライアント]画面の[ツール]-[オプション]メニューで表示される[オプション]画面で、[画面]タブの[確認メッセージ]-[問い合わせ作成時に抑止する]を設定している場合、問い合わせ完了メッセージを受信できません。本機能を使用する際には、[問い合わせ作成時に抑止する]の設定を解除しておく必要があります。

問い合わせ処理中の実行を中断する

問い合わせ処理中に中断することができます。

実行中断は即座に行われない場合があります。Navigatorが集計処理を実行中の場合は、キャンセルを受け付けます。

  1. 問い合わせを実行します。

    →「問い合わせ表」を作成するかを確認するメッセージが表示されます。

    [はい]をクリックします。

  2. サーバ側での問い合わせの[処理]画面が表示されます。

  3. [キャンセル]をクリックします。

    →処理を中断するかを確認するメッセージが表示されます。

    • [はい]をクリック

      →問い合わせの中断をします。

    • [いいえ]をクリック

      →問い合わせを継続します。

0件の問い合わせ

読み込まれるデータが、システム管理者が設定した最大サイズを超えた場合は、問い合わせの結果が0件のレポートが表示されます。

0件の問い合わせ結果が表示された場合は、以下のように対処してください。

一般利用者の場合

レポートのレイアウトを変更して、問い合わせ結果が読み込みデータ最大サイズ内に収まるようにしてください。なお、指定したレイアウトで問い合わせ表を作成する必要がある場合は、システム管理者へ読み込みデータ最大サイズが変更することができるか、問い合わせてください。

システム管理者の場合

システム管理者は「読み込みデータ最大サイズ設定機能」の設定を変更することで、一般利用者の問い合わせに対応できます。

「読み込みデータ最大サイズ設定機能」は、以下の環境変数を設定することで変更できます。環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。

レポートの項目名、項目の表示幅、およびデータの3桁の区切りを変更することもできます。変更は、項目を選択し、[問い合わせ表]-[項目のスタイル]メニューをクリックします。