ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

userApplication Configuration Wizard、またはRMS Wizardを使用してリソース・アプリケーションを作成します。

Solaris版を使用する場合

userApplication Configuration Wizardを使用して、リソース、およびクラスタアプリケーションの作成を行います。

リソースの作成

PRIMECLUSTERのuserApplication Configuration Wizardから、[Resourceの作成]を選択し、以下のResourceタイプを設定します。

詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

クラスタアプリケーションの作成

PRIMECLUSTERのuserApplication Configuration Wizardのトップメニューから、[userApplicationの作成]を選択し、アプリケーションを作成します。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

メッセージを上位サーバに送達するための設定を行います。

プライマリノード、セカンダリノードで以下のコマンドを実行し、それぞれのノードの物理IPアドレスをSystemwalker Centric Managerに定義します。opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

/opt/systemwalker/bin/opasetip -n 送信先ホスト名 -i 物理IPアドレス(IPv4) -i6 物理IPアドレス(IPv6)
送信先ホスト名:

上位サーバのホスト名を指定します。

物理IPアドレス(IPv4):

コマンドを実行するノード自身の物理IPアドレスを指定します。IPv4形式のアドレスを指定します。

IPv6アドレスしか持たないサーバでは、「-i 物理IPアドレス(IPv4)」オプションは省略してください。

物理IPアドレス(IPv6):

コマンドを実行するノード自身の物理IPアドレスを指定します。IPv6形式のアドレスを指定します。

IPv4アドレスしか持たないサーバでは、「-i6 物理IPアドレス(IPv6)」オプションは省略してください。

Linux版を使用する場合

PRIMECLUSTER GLS、およびRMS Wizardを使用して、リソース/クラスタアプリケーションの作成を行います。

リソース作成の準備

  1. Glsリソース設定前の準備

    Glsリソースの設定前に、仮想インタフェースと引継ぎIPアドレス(引継ぎ仮想インタフェース)の設定を行っておく必要があります。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

  2. Gdsリソース設定前の準備

    Gdsリソースを設定する場合には、Gdsリソース設定前に共用ボリュームを設定する必要があります。また、Gdsリソース設定前に、どれか1つのノードで以下のコマンドを実行してください。

    このコマンドは、指定したGdsリソースが userApplicationの状態と連動してGDSボリュームの起動/停止を行うために必要な操作です。加えてボリュームを共用する全ノードでoffline状態にします。

    # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvgdsetup -a 共用ボリュームのディスククラス名

クラスタアプリケーションの作成

RMS Wizardを使用してアプリケーションを作成します。

作成手順の詳細については、“リソース/クラスタアプリケーションの登録”、およびPRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

クラスタサービスの登録

RMS WizardでuserApplicationを設定した場合、PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスおよびクラスタサービスインスタンスリソースをResource Database へ登録する必要があります。

クラスタサービスの登録については、本書の付録および“PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.1 (Linux版) 付録F PRIMECLUSTER対応製品用リソースの登録”を参照してください。

注意

クラスタサービスの登録をしないと、クラスタサービスの状態表示、運用形態名の遷移が行えなくなります。

通信用IPアドレスの定義

メッセージを上位サーバに送達するための設定を行います。

“Solaris版を利用する場合”の“通信用IPアドレスの定義”を参照してください。