物理ノード(物理IPアドレス、物理ホスト名)を変更した場合は、物理IPアドレス/物理ホスト名の変更作業を実施します。
ノード情報の変更
待機系を監視する設定を実施していない場合
クラスタノード定義ファイルを定義していない場合の手順です。
Systemwalkerコンソールで、以下の作業を行います。
ポイント
ノードの削除は、新しく検出されたノードに対して行います。IPアドレス/ホスト名を変更した後でも、検出されない場合があります。その場合は、ノードプロパティの変更だけを行ってください。
以下の作業を行います。
[機能選択]ボックスで、[編集]を選択します。
監視マップで、新しく検出されたノードを選択します。
[オブジェクト]メニューから、[削除]を選択します。
監視マップで、物理IPアドレス/物理ホスト名を変更したノードを選択します。
[オブジェクト]メニューから、[プロパティ]を選択します。
→[ノードプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
[ネットワーク]タブで、[ホスト名]を、新しい物理ホスト名に変更してください。
[インターフェース]タブで、[更新]ボタンを選択します。
→[インターフェース設定]ダイアログボックスが表示されます。
[IPアドレス]と[ホスト名]を、新しい物理IPアドレス/物理ホスト名に変更して、[OK]ボタンをクリックします。
ポイント
サブネットフォルダが存在しない場合、以下のように対応します。
[Systemwalkerコンソール[編集]]を起動します。
自部門サブドメイン配下にサブネットフォルダを作成します。
[ファイル]メニューの[新ノードの振り分け]を実行し、物理ノードを作成したサブネットフォルダ配下に所属させます。
待機系を監視する設定を実施している場合
クラスタノード定義ファイルを定義している場合の手順です。
以下の作業を行います。
プライマリおよびセカンダリで「待機系の監視」の定義を無効にします。
クラスタノード定義ファイルに定義している、定義をコメントアウトします。
行の先頭に「#」記号を付けることでコメントアウトできます。
クラスタノード定義ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“クラスタノード定義ファイル”を参照してください。
クラスタ切り替えを行い、セカンダリを運用系にします。
新たに検出されたプライマリのノードを削除し、既存のノード情報を変更します。
詳細な手順は、“待機系を監視する設定を実施していない場合”を参照してください。
クラスタ切り替えを行い、プライマリを運用系にします。
新たに検出されたセカンダリのノードを削除し、既存のノード情報を変更します。
詳細な手順は、“待機系を監視する設定を実施していない場合”を参照してください。
プライマリおよびセカンダリで「待機系の監視」を有効に戻します。
手順1.でコメントアウトしたクラスタノード定義ファイルを戻します。
行の先頭の「#」記号を削除してください。
系切り替えを行います。
プライマリからセカンダリへ切り替え後、再度セカンダリからプライマリへ切り戻します。
構成情報の配付
構成情報を一括配付するため、運用管理サーバで、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all
ポリシーの配付
ネットワーク管理のポリシーを一括配付するため、運用管理サーバで、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/mpnmpref
mpnmpref(ネットワーク管理ポリシー反映コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
注意
mpnmprefコマンドを実行する前に、ネットワーク管理のポリシーを配付する管理サーバが起動状態であり、ネットワーク接続可能な状態であるかを確認してください。