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Big Data Integration ServerV1.4.0 EDI連携編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.7.2 アクセスルール設定支援機能

アクセスルール設定支援機能では、以下のWeb APIを提供します。

機能名

概要

ルール登録API

アクセスルールを新規登録する際に用いるWeb APIです。

ルール更新API

登録済みのアクセスルールを更新する際に用いるWeb APIです。

ルール取得API

登録済みのアクセスルールを参照する際に用いるWeb APIです。

ルール削除API

登録済みのアクセスルールを削除する際に用いるWeb APIです。

ユーザー一覧取得API

特定の情報区分コードに対しアクセスルールを登録しているユーザー名の一覧を取得する際に用いるWeb APIです。

情報区分コード取得API

特定のユーザーが登録しているアクセスルールの情報区分コード一覧を取得する際に用いるWeb APIです。

アクセスルールを編集する画面

アクセスルールを編集する画面です。

アクセスルール間の衝突回避機能

本版では、管理者が作成したポリシーとデータ登録者が作成したポリシーで優先順位を設けており、データ登録者が作成したポリシーを優先しています。

ポイント

アクセスルールを編集する画面からは、編集したルールをファイル(JSON)に保存することができます。保存したルールファイル(JSON)はAPIを使用して登録することができます。

参照

アクセスルールの書式については、“付録B 定義ファイル”を参照してください。

2.7.2.1 ルール登録API

2.7.2.1.1 概要

アクセスルールを新規登録する際に用いるWeb APIです。

2.7.2.1.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy

HTTPメソッド

POST

HTTPリクエストヘッダ

Content-Type

application/json

HTTPリクエストボディ

アクセスルール

アクセスルールのファイルを指定します。文字エンコードはUTF-8です。

例)
curl -i -s -XPOST -H "Content-Type: application/json" -d @data.json http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy 
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.1.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時204、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

例)
HTTP/1.1 204 
Date: Fri, 07 Jan 2022 09:37:37 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: 85bc5b1f65b6f3c7=304776EA00000003VrFwPeZ0m0iGMvBr/4UYk2KRC1IsCwAAAwAAACNvqQAIBwAAAAAAACFragAAAAAA

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

204

アクセスルールの新規登録成功

400

入力されたアクセスルールの形式が不正

409

既に同じ情報区分コード、オーナーのアクセスルールが登録されている

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.1.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

204

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.1.5 キャッシュ

POSTメソッドを用いるため無効

2.7.2.1.6 注意事項

ありません。

2.7.2.2 ルール更新API

2.7.2.2.1 概要

登録済みのアクセスルールを更新する際に用いるWeb APIです。

2.7.2.2.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy

HTTPメソッド

PUT

HTTPリクエストヘッダ

Content-Type

application/json

HTTPリクエストボディ

アクセスルール

アクセスルールのファイルを指定します。文字エンコードはUTF-8です。

例)
curl -i -s -XPUT -H "Content-Type: application/json" -d @data.json http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy 
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.2.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時204、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

例)
HTTP/1.1 204 
Date: Fri, 07 Jan 2022 12:16:15 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: 387545aa7411cb70=30477AD500000003Uk/6dldpyaY9b9jSBei+myDVDu43CwAAAwAAADaQqQAIBwAAAAAAAKTraQAAAAAA

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

204

アクセスルールの更新成功

400

入力されたアクセスルールの形式が不正

404

既存のアクセスルールが存在しない

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.2.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

204

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.2.5 キャッシュ

無効

2.7.2.2.6 注意事項

ありません。

2.7.2.3 ルール取得API

2.7.2.3.1 概要

登録済みのアクセスルールを参照する際に用いるWeb APIです。

2.7.2.3.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy

クエリパラメーター

code

必須

情報区分コード

正の数値であること

user

必須

オーナー名

UTF-8文字列を%エンコードしたもの

HTTPメソッド

GET

例)
curl -i -s -XGET “http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy?user=Asahi&code=3012”
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.3.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Content-Type

application/json

Content-Length

int

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

HTTPレスポンスボディ

アクセスルール一覧

アクセスルールのJSON文字列。文字エンコードはUTF-8

例)
HTTP/1.1 200 
Content-Type: application/json
Content-Length: 755
Date: Fri, 07 Jan 2022 11:11:49 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: ca5a4f8a2087af4f=30744BB600000003F7HIv+du2u3v6ueTbgQa9sRg38EpCAAAAwAAAMd8qQAIBwAAAAAAALQfRAAAAAAA

{"meta_info":{"policy":{"master":false,"producer":"Asahi"},"resource":{"code":"3012","message_name":"運送計画情報","target_notation":"xpath"},"version":"1.0"},"permission":{"categories":[{"crud":{"create":[],"delete":[],"read":["/運送計画情報/メッセージ情報/@データ処理NO."],"update":[]},"name":"食品卸"},{"crud":{"create":[],"delete":[],"read":["/運送計画情報/メッセージ情報/@情報区分コード"],"update":[]},"name":"配送業者"}],"crud":{"create":[],"delete":[],"read":[],"update":[]},"users":[{"crud":{"create":[],"delete":[],"read":["*"],"update":[]},"name":"Asahi"},{"crud":{"create":[],"delete":[],"read":["/運送計画情報/メッセージ情報/@データ処理NO."],"update":[]},"name":"Itochu"}]}}

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

200

アクセスルールの取得成功

400

入力されたパラメータの形式が不正

404

指定されたアクセスルールが存在しない

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.3.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.3.5 キャッシュ

無効

2.7.2.3.6 注意事項

ありません。

2.7.2.4 ルール削除API

2.7.2.4.1 概要

登録済みのアクセスルールを削除する際に用いるWeb APIです。

アクセスルールの削除をアクセス制御エンジンに反映させるためには、アクセス制御エンジンの再起動が必要です。アクセス制御エンジンの起動方法は、“1.1.7.2 アクセス制御エンジンの起動”を参照してください。

2.7.2.4.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy

クエリパラメーター

code

必須

情報区分コード

正の数値であること

user

必須

オーナー名

UTF-8文字列を%エンコードしたもの

HTTPメソッド

DELETE

例)
curl -i -s -XDELETE
  “http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy?user=Asahi&code=3012” 
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.4.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時204、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

例)
HTTP/1.1 204 
Date: Fri, 07 Jan 2022 10:09:55 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: ca5a4f8a2087af4f=30744BB600000003GVmy7Xk1lBix6BDkOABXSpgcNmooCAAAAwAAAEZuqQAIBwAAAAAAABEYRAAAAAAA

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

204

アクセスルールの削除成功

400

入力されたパラメータの形式が不正

404

指定されたアクセスルールが存在しない

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.4.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

204

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.4.5 キャッシュ

無効

2.7.2.4.6 注意事項

ありません。

2.7.2.5 ユーザー一覧取得API

2.7.2.5.1 概要

特定の情報区分コードに対しアクセスルールを登録しているユーザー名の一覧を取得する際に用いるWeb APIです。

2.7.2.5.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy/users

クエリパラメーター

code

必須

情報区分コード

正の数値であること

HTTPメソッド

GET

例)
curl -i -s -XGET
  “http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy/users?code=3012” 
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.5.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Content-Type

application/json

Content-Length

int

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

HTTPレスポンスボディ

ユーザー名一覧

指定された情報区分コードのアクセスルールを登録しているユーザー名のJSON配列

例)
HTTP/1.1 200 
Content-Type: application/json
Content-Length: 9
Date: Fri, 07 Jan 2022 11:41:41 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: 387545aa7411cb70=30477AD5000000037uof+Q7qf1jxReBnE1NVEQzi6802CwAAAwAAAByIqQAIBwAAAAAAAKTraQAAAAAA

["Asahi"]

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

200

ユーザー名の一覧取得成功

400

入力されたパラメータの形式が不正

404

指定されたアクセスルールが存在しない

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.5.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.5.5 キャッシュ

無効

2.7.2.5.6 注意事項

ありません。

2.7.2.6 情報区分コード取得API

2.7.2.6.1 概要

特定のユーザーが登録しているアクセスルールの情報区分コード一覧を取得する際に用いるWeb APIです。

2.7.2.6.2 リクエスト設計

リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/webapi/v1/policymgr/policy/codes

クエリパラメーター

user

必須

オーナー名

UTF-8文字列を%エンコードしたもの

HTTPメソッド

GET

例)
curl -i -s -XGET
  http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/webapi/v1/policymgr/policy/codes?user=Asahi
注)インベントリファイルのaccess_policy_mngr_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.7.2.6.3 レスポンス設計

レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Content-Type

application/json

Content-Length

int

Date

日付

Proxy-Connection

Keep-Alive

Connection

Keep-Alive

X-BlueCoat-Authorization

文字列

HTTPレスポンスボディ

情報区分コード一覧

指定されたユーザーが登録しているアクセスルールの情報区分コード(数値)のJSON配列

例)
HTTP/1.1 200 
Content-Type: application/json
Content-Length: 8
Date: Fri, 07 Jan 2022 11:58:20 GMT
Proxy-Connection: Keep-Alive
Connection: Keep-Alive
X-BlueCoat-Authorization: ca5a4f8a2087af4f=30744BB600000003UqTBFlT1KpMs2ZPgIcW6wSbc9A8qCAAAAwAAAK+HqQAIBwAAAAAAALQfRAAAAAAA

["3012"]

HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

200

情報区分コードの一覧取得成功

400

入力されたパラメータの形式が不正

404

指定されたアクセスルールが存在しない

500

サーバーサイドで内部エラー発生

2.7.2.6.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リクエストが成功してリソースの作成が完了したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーメッセージをHTML形式で表示

2.7.2.6.5 キャッシュ

無効

2.7.2.6.6 注意事項

ありません。

2.7.2.7 アクセスルールを編集する画面

アクセスルールを編集する画面は、運用者がアクセスルールの編集を簡単に行うための機能です。

本機能は『JSON Editor』により構成されます。

参照

  • アクセスルールを編集する画面(JSON Editor)を利用する場合は、http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:80/jsoneditor/ にアクセスしてください。利用するポート番号(80)はhttpdの設定で変更できます。詳細は、httpd のドキュメントを参照してください。

  • JSON Editorの詳細な情報は、OSSのオンラインドキュメントを参照してください。