検索式でヒットしたXML文書を任意のキーでソートして返却したい場合は、Shunsakuが提供するAPIにソート式を指定します。
プレソート機能を使用する場合、ソート式にはプレソート定義ファイルに記述したソート式を指定します。
参照
ソート式の詳細な書式は、“B.5 ソート式”を参照してください。
注意
アプリケーションから指定したソート式が、プレソート定義ファイルに記述したソート式と異なる場合は、通常のsorterを使用したソート処理となります。
テキスト式、属性式、単一行関数指定は同じで、降順指定や返却文字数の違いがある場合は、プレソート機能は使用できません。
プレソート定義ファイルに指定したソート式には“DESC”指定はなく、アプリケーションのソート式には“DESC”を付けてソートした場合、通常のソート処理となります。
図8.3 DESC指定の違い
プレソート定義ファイルに指定したソート式のrlen関数の返却文字数と、アプリケーションのソート式に指定したrlen関数の返却文字数が異なっていても、通常のソート処理となります。
図8.4 rlen関数の返却文字数の違い
sorterを使用したソート処理には、返信可能件数として定量制限がありますが、プレソート機能は、返却可能件数の定量値はありません。
このため、ソート式指定の検索APIの出力である“Returnable_Cnt”の値が、sorterを使用したソート処理の結果と異なる場合があります。
sorterを使用したソート処理の返信可能件数の定量値については、“ソートキーの合計長と返信可能件数の関係”を参照してください。