ページの先頭行へ戻る
Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

7.2.1 検索条件パス指定ファイルの作成

検索条件パス指定ファイルは、XML文書中の検索対象外の要素ノードまたは、検索対象の要素ノードをパス式で指定するファイルです。

Shunsakuでは、検索条件パス指定ファイルで指定されたパス式条件に沿って、検索対象とする要素ノードを決定します。

検索条件パス指定ファイルの記述する検索条件パス式は、以下の書式で記述してください。


図7.2 検索条件パス式の書式


“+”は、検索対象の要素ノードを指定する場合に指定します。

“-”は、検索対象外の要素ノードを指定する場合に指定します。

パス式の最後に‘//’を指定することができます。‘//’を指定すると上位ノード配下の任意の階層にあるすべての要素ノードが対象となります。

検索条件パス指定ファイルを変更した場合は、directorを再起動してください。


以下に、検索条件パス指定ファイルの指定方法について、説明します。


注意

  • 検索条件パス指定ファイルは、director用動作環境ファイルと同時にバックアップする必要があります。

  • XML検索範囲局所化機能を使用する場合には、directorがXML検索範囲局所化情報をメモリ上に展開するため、ディレクタサーバにおける使用メモリ量が増加します。
    このため、directorのメモリ使用量を見積もり、Shunsakuシステムの構成を設計する必要があります。
    directorのメモリ使用量の見積りの詳細については、“導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。


以下に検索条件パス指定ファイルの例を記述します。