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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

4.4 データを更新する

APIを用いたデータの更新を行う場合の流れを、以下の図に示します。


図4.5 APIを用いたデータの更新を行う場合の流れ

  1. 更新するXML文書を特定し、レコードIDとXML文書を取得する
    データの検索を行い更新するXML文書を特定し、更新対象となるXML文書とレコードIDを取得します。

  2. レコードIDとXML文書を指定してXML文書を更新する
    取得したレコードIDと置き換えるXML文書を指定して更新を行うAPIを呼び出し、XML文書を更新します。


更新対象となるXML文書のレコードIDと置き換えるXML文書は、一度に複数指定することができます。


XML文書を取得した以降にXML文書が置き換えられている場合、Shunsakuはデータの整合性を保つためにエラーを通知します。

Shunsakuがデータの整合性を保つためにエラーを通知する流れについて以下の図に示します。


図4.6 Shunsakuがデータの整合性を保つためにエラーを通知する流れ


更新処理でエラーとなった場合は、以下の対処を行ってください。

更新処理でエラーとなった場合の対処の流れについて以下の図に示します。


図4.7 更新処理でエラーとなった場合の対処の流れ


  1. 更新するXML文書を再特定し、レコードIDとXML文書を再取得する
    検索条件を指定したデータの検索を再度行い更新するXML文書を再特定し、更新対象となる最新のXML文書とレコードIDを再取得します。また、検索条件に指定した項目が更新されないことがわかっている場合には、レコードIDを指定して更新対象となる最新のXML文書とレコードIDを再取得することも可能です。

  2. レコードIDとXML文書を指定してXML文書を更新する
    再取得したレコードIDと置き換えるXML文書を指定して更新を行うAPIを呼び出し、XML文書を更新します。