span_date関数は、第1引数の日付値と、第2引数の日付値の差を求めます。日換算で結果を出力します。
span_date関数の書式を以下の図に示します。
図4.26 span_date関数の書式
注意
第1引数より第2引数が大きい場合には、マイナス(-)が付加されて結果を返却します。
引数に指定した項目参照、または日時関数の結果が空の場合には、空が返却されます。
引数に指定した項目参照のデータ値が標準日付形式に一致していない場合は、空が返却されます。
引数に指定した項目参照、または日時関数の結果の形式と関数が対応していない場合には、構文エラーになります。
第1引数と第2引数の両方同時に日付リテラルは指定できません。
第1引数、または、第2引数に指定した項目参照の値が複数存在する場合には、連結機能、集計機能、ソート機能では、先頭の値が対象となります。抽出機能では、異常終了します。
関数復帰値を用いて算術演算をする場合は、val関数を使用してください。
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
convert_date関数については、“4.4.4 convert_date関数”を参照してください。
日付リテラルについては、“3.1.6 リテラル”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、数値型を返します。
$日付1が“2010-01-15”、$日付2が“2010-01-01”の場合
span_date($日付1,$日付2)
数値として、“14”を出力します。(単位は日)
$日付2が“2010-01-01”の場合
span_date( $日付2, date("2009-12-25"))
数値として、“7”を出力します。(単位は日)
$日付3が“MON FEB 1 2010”、$日付4が“FRI JAN 1 2010”の場合
span_date(convert_date($日付3,"DY MON DD YYYY"), convert_date($日付4,"DY MON DD YYYY"))
数値として、“31”を出力します。(単位は日)