extract_datetime関数は、標準日時形式から、日時フィールドの値を数値として取り出します。
extract_datetime関数の書式を以下の図に示します。
図4.21 extract_datetime関数の書式
extract_datetime関数で指定できる日時フィールドは以下です。日時フィールドは、どれか1つを指定してください。
日時フィールド | 動作 |
---|---|
YEAR | 指定された標準日付形式から「年」を取得します。 |
MONTH | 指定された標準日付形式から「月」を取得します。 |
DAY | 指定された標準日付形式から「日」を取得します。 |
HOUR | 指定された標準日付形式から「時」を取得します。 |
MINUTE | 指定された標準日付形式から「分」を取得します。 |
SECOND | 指定された標準日付形式から「秒」を取得します。 |
注意
引数に指定した項目参照、または日時関数の結果が空の場合には、本関数の返却値は、空となります。
指定した項目参照、または日時関数の結果の形式と関数が対応していない場合には、空が返却されます。
関数名に、指定可能な日時フィールドが設定されていない場合には、構文エラーとなります。
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
convert_datetime関数については、“4.4.5 convert_datetime関数”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、数値型を返します。
$出勤日時が“2010-04-01 08:30:45”の場合
extract_datetime($出勤日,"DAY")
数値として、“1”を出力します。