concat関数は、項目参照の値または文字列リテラルを文字列型とみなし、それらを結合した文字列を返却します。
concat関数の書式を以下の図に示します。
図4.1 concat関数の書式
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
文字列リテラルについては、“3.1.6 リテラル”を参照してください。
結合が正常に動作した場合は、文字列型を返します。
項目参照の値がすべて空の場合、結合の結果は長さ0の文字列になります。
$姓が“富士”、$名前が“通夫”の場合
concat($姓 ; $名前)
文字列として、“富士通夫”を出力します。
$部名が“総務”、$課名が“人事”の場合
concat($部名 ; "部)" ; $課名 ; "課")
文字列として、“総務部)人事課”を出力します。